【赤龍ブログ9】今回はレッキのおはなしです。 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【赤龍ブログ9】今回はレッキのおはなしです。

 

【赤龍ブログ9】今回はレッキのおはなしです。

 火曜日早朝です。レッキ初日です。本日は5AM起き。自分たちは主催者側が製作したステージノートを渡されるというヘンテコな米国流ラリーに慣れていたため、ペースノート作りは去年のラリーメキシコに続き、これが人生で2回目。
 でも昨年、自分たちでノートをゼロから作ることの楽しさを噛み締め、より正確に作ることを目標に挑みました。そして昨夜のケンブロ&アトコへの挑戦状を果たす為に、頑張りましたヨ(謎)。



 レッキは通常2日間。メキシコの場合、火曜初日のレッキは主に木曜のSS1グアナファトストリートステージと金曜のステージすべてを行ない、水曜2日目のレッキは、土曜と日曜走る全てのステージをこなします。WRCでは2回ステージを走る2パスレッキなので、1回目はドライバーがやや低速で走り、ノートに書き込む情報をコ・ドライバーに伝え、それをコ・ドラはノートに書きとめる。レッキ2回目はコ・ドラが書きとめたノートを読み上げ、ノートの微調整や間違いを探すというプロセスです。

 ただし今回のメキシコはロングステージ多し! 土曜のSS14/16オタテスは41.88km。そしてスーパーロングステージとなる日曜のSS22グアナファティトは泣く子も黙る54.30km! きっと若いWRCドライバーは経験したことがない距離のSSです。そんな究極ステージを、WRC若葉マークの我々が走ってしまっていいのでしょうか!?
 WRCドライバーの皆さんの今回のSSトータル距離は406.82km。これって東京から東名を使って鈴鹿へ行くよりも長い距離なんです! リエゾンとSSを足したら、1172.65km。東京から福岡よりも遠いんです! 今回、我々はWRCちびっ子/ノーマネー軍団のラリーアメリカクラスで走るので、主催者がステージマイルを半分にカット。午後の部のリピートステージ2走目のみ走ることになっているので、WRCと同じ全ステージを走れますが、リピートはしないことに。よって、ラリーアメリカのトータルSSは247.40kmでリエゾンとSSトータルで714.69kmとなりました。これに関しては他のラリーアメリカチームはご立腹のようでしたが、完走のチャンスも増えるし、オマエらもWRC初心者だろっ! と言ってやりたかったですが、やめときました。

 我々のレッキは7:30AMスタート。WRCチームは7:00AMスタート。我々はまず、今回のスーパーレッキカーであるジェッタのステアリングにベタベタと細めにテープを貼って行きます。皆さん様々なアプローチでレッキをすると思いますが、我々は昔ながらの方法で、テープの上にR3からR6とL3からL6をマジックで記入。レッキ中に各コーナーへの進入角度がひと目で分かるように記していきます。それからGoPro HD HERO2の車載カメラも窓に付け、レッキすべてをビデオで記録。逃したコーナーをレッキ後にレビューします。レッキ最初のステージはシェイクダウン/クオリファイステージ。ラリーHQのポリフォラムからコマ図を使って正確にレッキスタートステージへ行きます。
 コマ図を正確に読み上げることは、SS内でペースノートを読み上げることと同様にとっても重要です。特に海外でのラリーは、言葉も違えば道路標識や道のシステムも異なります。そして我々のような初心者マークチームは、リエゾン間では無駄話は禁物です。お喋りをしていると、あっと言う間にコマ図の次の指示を逃してしまうからです。もちろん慣れているチームは大丈夫なんでしょうが、我々はなるべくコマ図から目を離さないよう心がけました。


オジエのレッキカーGOLF R登場。レッキカーの中で一番最新でカッコいい!


スーパーナイスガイのオジエ。勝手にチームメートになっちゃおっと。

 我々のレッキスタート時間は7:30AMですが、レッキスタートへ到着したのは6:30AM。何故そんなに早いの?と不思議に思う方もいると思いますが、それは例の挑戦状を果たすため(笑)。6:45AMになると、続々と白いクルマが到着。まず最初の到着は白ボルボ軍団のフォードチーム。ペター、ヤリマテ、ケンブロ、オィット・タナックにアトキンソン。皆にオハヨ〜と声かけます。誰が朝に強いか、声をかけるとなんとなく分かります。そしてケンブロへひと声。
「はろ〜。あれ〜遅いね〜。ふふふふふ。レッキで勝つって言ったでしょ」意味不明の我々のレースがすでに始まっているのでした(笑)。クリスもなんでオマエら此処に居るんだ!?とOH MY GODの表情。とりあえず、レッキデイの早起き合戦はレッドドラゴンに一勝というか座布団一枚(笑)!

 そしてローブ様、ミッコ続々にランエボで登場。ローブ様は朝、弱いのかな? あまり彼とエレナからのスマイルはなしでした(爆)。ナッサー・アル‐アティヤも登場! いいね〜ナッサーのスマイルは。でも彼は我々のことをハードコアラリーファンと勘違いしてたみたい。そして、見かけたことがないレッキ車が登場です! ブルーのVW GOLF R。皆さんもどのドライバーか分かりますよね。そう、将来のチャンピオン、セバスチャン・オジエ組です。彼に我々もVWで今回参戦していることを伝えると、なんのクルマで?って切り返してきました。オジエ、とってもナイスガイ。正直、去年オジエをメキシコで見た時はピリピリしていて、あまり近づかない方が良い雰囲気をプンプンしていたのですが、シトロエンから離れたら、水を得た魚(失敬!)のように真のキャラクターが出たような感じがします。よっぽどチーム&ローブ様からのプレッシャーがあったんでしょうね。

 では次回はネバーエンディングでハードでドラマたっぷりなレッキ2日間をGoPro映像の静止画を使い、解説することにします!
 今回はレッキ前のWRCドライバー集をお楽しみ下さいまし。


ローブ様、今回もお手柔らかに。。


ナッサーのスマイルはいつも最高!オリンピックにダカール、WRCをこなす強者です。


ペター組もレッキ最初のステージ(シェイクダウン/クオリファイステージ)に到着。


ヤリマテの眼鏡のこと突っ込んだら、タグホイヤー製でヤリマテスペックだとか。


美男子系のヌービル。女性ファンが増えそう。ベルギーからの期待の星。


名コンビがWRCに復活! アトキンソンのステアリングにもテープべたべた。

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