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WRCアクロポリス:Mスポーツ・フォードからは4台のフォード・プーマ・ラリー1

©M-SPORT

WRC第7戦アクロポリス・ラリーギリシャ(グラベル)、Mスポーツ・フォードからは、グレゴワール・ミュンステール、ジョッシュ・マカリアン、マルティンス・セスクス、地元ギリシャのジョルダン・セルデリディスが、フォード・プーマ・ラリー1のドライバーとしてエントリーする。マニュファクチャラーズ選手権には、ミュンステールとマカリアンをノミネートする。

ミュンステールは、WRCアクロポリスの参戦は4年連続。これまでの経験を活かして、グラベルステージでの成長を見せつけたいところだ。
「もちろん、サルディニアよりもいいラリーにすることを考えている。ギリシャではテストは行っていないが、サルディニアの土曜日を何かしらの考えを得ることに活用したので、そのアイディアとともにギリシャをスタートする。このパッケージなら、いいラリーにできる自信はかなりあるよ。
 エンジニアたちとかなり準備を煮詰めてきたので、次の挑戦に向けてしっかり整えられている手応えを感じている。サルディニア同様、長く暑いラリーだし、いい結果を持ち帰るチャンスが間違いなくあるので、高ポイント獲得を目指すよ」と語る。

マカリアンのWRCアクロポリス参戦経験は1回のみ。直近のグラベルラリーでは見事なペースを披露しており、その流れを今週末もつなげる構えだ。
「アクロポリスでは、クリーンで手堅いパフォーマンスをすることに集中する。暑さ、ラフなステージとカレンダーのなかでも過酷な一戦であることは疑いはない。サルディニアが残念な結果になったので、チームのために必ずいい結果を持ち帰りたい。みんな信じられないほど一生懸命がんばってくれたので、その成果が得られるだけのことはしてきた。目指すのはトラブルを避け切って、賢明にコンディションに対応すること。そして、トラブルのない強いラリーをしたいね」

セスクスは、今回が初めてのWRCアクロポリス参戦。サルディニアでの苦い経験から一転、先週末に開催されたERCラリーポーランドで優勝した自信を、ギリシャでも活かしたい。
「ギリシャに行くのは初めてなので、何が待っているのかまったく分からない。子どもの頃にこのラリーを観た記憶があることと、アクロポリスラリーという名前は聞いたことがあること、過酷でラフなラリーだってことは知ってるよ! 興味深い経験になると思うし、いい週末にしたい。間違いなく有意義な学びになると思うが、終わった時にはより強くなっているはずだ」

地元ギリシャのセルデリディスは、今回で8回目のラリーアクロポリス。自己ベストは2018年にERCとして開催された総合7位で、今回も母国ファンを盛り上げるべくラリー1マシンで登場する。
「アクロポリスは、自分たちのシーズンのなかでも最も待ちわびた重要なイベントだ。
 ラミアでトップ10に入るという目標のために、プログラムの準備を進めてきた。ケニアですでにトップ8でフィニッシュしたけれどね! この目標を達成するためには、サルディニアからさらにペースアップして、ハンコックタイヤでのセットアップも改善し続けなくてはならない。土曜日にはイベント前テストもした。またギリシャのファンと出会えることがとても楽しみだよ。あの応援のおかげで、いつもとは違う力が沸いてくる。ギリシャ人最上位も狙っているので、挑戦することがたくさんあるよ!」



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