FIAシリーズカレンダーに復帰の英国「ERCに大きな影響を与えるはず」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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FIAシリーズカレンダーに復帰の英国「ERCに大きな影響を与えるはず」

©Rali Ceredigion

発表された2024年ERCカレンダーにウェールズ拠点のラリーケレディジョンが入ったことで、FIA格式シリーズのカレンダー復帰を果たした英国。ERCのシリーズマネージャー、イアン・キャンベルは「英国ラウンドがカレンダーに入るのは素晴らしいニュース。ERCに大きなインパクトを与える」と確信している。

ターマック路面のラリーケレディジョンは、2024年8月30日〜9月1日に英国ウェールズのアベリストウィスを拠点に、全8戦の第7戦として開催される。2016年にはサーキットオブアイルランドがERCとして開催されているが、ウェールズでERCのイベントが開催されるのは1996年以来。「ERCの一戦を、モータースポーツの血統と伝統を受け継ぐウェールズで開催できるのは素晴らしいことだ」と語るキャンベルは、2019年にウェールズ・ラリーGBが最後に国際格式ラリーとして開催された2019年に、クラーク・オブ・ザ・コースを務めていた。
「今年の9月にラリーケレディジョンを訪問した際には、主催者側の熱意、能力、ハイレベルでプロフェッショナルなイベントを提供しようという決意が明確に見て取れた。これは、すべてのドライバーやチーム、関係者にとって、2024年だけでなく、将来的に素晴らしいニュースだ」

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「ステージは、ヨーロッパ中から集まるコンペティターにエキサイティングなチャレンジを提供する。素晴らしい景観は、ライブ中継でも映えるだろう。競技の様子は、世界中のファンを魅了するに違いない。ラリーケレディジョンが、71年目を迎えるERCのカレンダーに加わるのにふさわしいことは、疑いない」

ラリーケレディジョンの主催者チームの会長を務める元WRCコ・ドライバーのフィル・プーは「我々は、このように知名度が高く、長い歴史を持つ国際シリーズの一戦として加わることを非常に誇らしく思う」とコメント。

「観光、経済効果、世界的な露出など、ケレディジョンやその周辺地域に大きな利益をもたらす。我々は、毎年イベントを革新することに努め、成長させてきた。ERCのカレンダーに加わることで、大きな目標をひとつ達成することができた。主催者として、我々は大きな国際ラリーシリーズにおいて英国の地位を回復したいという気持ちを持つようになった。そうすることで、英国内の選手権に参戦する英国のコンペティターに、国外のトップクラスのコンペティターと戦える舞台を提供することができるし、地元に経済効果をもたらすこともできる」

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2023年のラリーケレディジョンは、カーディガン湾に日が落ちる夕暮れの時間帯にラリーショーとセレモニアルスタートを行い、多くの観客を集めた。ラリーは全14SSで構成され、SS2から首位に立ったオシアン・プライス(フォルクスワーゲン・ポロR5)が優勝。トップ9台をR5マシン、ラリー2マシンが占めた。
(Graham Lister)

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