ソルベルグ一家が総出でERCロイヤル・ラリーオブスカンジナビアに参戦、ペターは母トーベとコンビ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ソルベルグ一家が総出でERCロイヤル・ラリーオブスカンジナビアに参戦、ペターは母トーベとコンビ

©Petter Solberg media office

7月7〜8日にスウェーデンで開催されるERC第5戦ロイヤル・ラリーオブスカンジナビア(グラベル)に、ペター・ソルベルグ、オリバー・ソルベルグ、パニラ・ソルベルグ、ヘニング・ソルベルグがそれぞれ参戦する。

オリバーは、WRC2でコンビを組むエリオット・エドモンソンとフォルクスワーゲン・ポロR5で今季初めてのERC参戦に臨む。ペターは、母トーベをシトロエンC4 WRCの助手席に乗せての走行。パニラは、ウルリカ・マットソンと組んで2000年のWRCラウンドで参戦したグループN仕様の三菱ランサーエボリューションⅥをドライブ。ヘニングは、ペター所有のトヨタ・セリカターボ4WDでマウドと夫婦での参戦となる。

Petter Solberg media office

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今季のERCカレンダーに初めて組み込まれたラリーオブスカンジナビアはバームランド地方がルートになっており、事実上の、夏仕様の旧ラリースウェーデン。このイベントに、身内総出で参戦することになったペターは「自分たちにとって、本当に特別な週末になる。自分としては、母をラリーマシンに乗せるなんて、すごくクール。母自身も素晴らしいドライバーで、ノルウェーのオートクロスタイトルを何度も獲った。いまは72歳だけど、スタートラインについたらきっと、自分にアドバイスをしてくると思うよ」と語る。

「正直、このラリーでの計画を初めて聞いた時から大賛成だった。バームランドにとって大きなイベントだし、とても意味のあるもの。このエリアでラリースウェーデンが開催されなくなって2年経つので、ほぼ最高レベルのラリーが戻ってくるのは、とても重要なことだ。そして、ソルベルグ家にとっても、大きな意味を持つこと。このイベントには親戚や友人、パートナーたちがたくさんやってくる。彼らに、自分たちの生き方を見てもらうためには最高の方法だよ!」

一方、今季はWRC2を主軸に戦うオリバーにとっては、真剣モードの参戦となる。
「今年のERCは、とても厳しい戦いになっている。ヘイデン(パッドン)やマッズ(オストベルグ)と相手に戦うのは大仕事だ。楽しみだよ。またポロに乗れるのもうれしい。この3年間、このマシンにはあまり乗っていないが、最後に乗った昨年末の英国ウェールズでのラリーでは勝っている。このイベントは特別な思い出にしたい」とオリバー。
「最年少でERCラウンドでの勝利を収めてから、もう4年が経っているなんて信じられない。あの時は17歳で、ラトビアでこのポロで勝ったんだ! この週末は楽しみながら、WRCエストニアに向けて高速グラベル路での時間を有効に使いたいね」

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ロイヤル・ラリーオブスカンジナビアは、スウェーデンのカールスタッドを拠点に、16SSが設定。最終日にはWRCスウェーデンでも知られた名物ステージ、コリンズ・クレストが登場し、2回目の走行はパワーステージに指定されている。



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