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WRC復帰のポーランドがアイテナリーを発行、ERC開催の昨年から大幅変更

©RALLY POLAND

今季のWRCに第7戦としてカレンダー復帰するラリーポーランド(グラベル、6月27日〜30日)が、アイテナリーを発行した。

世界でも長い歴史を誇るラリーとして知られるラリーポーランドは、今回が記念すべき開催80回目。今回のルートには、ポーランド伝統のステージや新しいグラベル路がミックスされている。

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2023年はERCラウンドとして開催されたイベントだが、昨年のルートと同じなのは、Swietajnoのみ。今年は19SS・304kmのステージが設定される。HQが置かれるのは、19年連続で景観豊かな街・ミコワイキとなる。6月27日木曜日の午後、例年どおりミコワイキの中心部で、最近整備されたマリーナの周辺でセレモニアルスタートを実施する。開幕ステージは、この日の夜にミコワイキ・アリーナで行われるスーパーSS。5000人の観客がグランドスタンドから、2台並走のバトルを観戦する。2.50kmのこのステージのコースレコードは、セバスチャン・オジエがフォルクスワーゲン・ポロR WRCで2015年にマークしている。また、地元ポーランド人の最速記録は、同じく2015年にロバート・クビカがフォード・フィエスタRS WRCでマークした1:44.4となっている。

28日金曜日には、29.40kmのロングステージ、Stanczykiが登場。1917年に建設されたゴウダプ・ジトキエイ鉄道の、有名なふたつの大きな高架橋(現在は廃線)の近くからスタートする。このステージの一部は2015年、2016年に使用されている。Wieliczki(12.90km)とOlecko(13.20km)は、大幅に変更。Oleckoは観客に人気のRosochackieのジャンプが登場する。この日は、ミコワイキ・アリーナの2回目の走行で締めくくられる。

土曜日はイベント最長の124.10kmのステージが設定される。Swietajno(18.50km)、 Goldap(19.90km)、Czarne(22.40km)を2回ずつ走行する構成で、HQやサービスパークを楽しむ観客のために、1ループ目の最後にミコワイキ・アリーナの3回目の走行が設定されている。

最終日の30日は2SSを2回ずつループする4SSの構成。Mikolajki(11.20km)の2回目の走行がパワーステージに指定されており、ミコワイキ・アリーナのトラックでラリーのフィニッシュを迎える。

ORLEN 80th Rally Poland Itinerary
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