WRCプロモーターが「ラリーの未来」を示すプレゼンを実施。米国ラウンド復活へ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCプロモーターが「ラリーの未来」を示すプレゼンを実施。米国ラウンド復活へ

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WRCプロモーターは、WRC第5戦ラリーポルトガル会期中に、シリーズ関係者やFIA、メーカー各社に向けた「make or break」プレゼンテーションを行い、WRC各ラウンドでのファン体験の向上と米国ラウンドの復帰を確約した。

WRCの商業・メディア権を所有するWRCプロモーターは近年、プロモーション不足を指摘する有力ドライバーやワークスチームからの批判に直面してきた。しかし、ラリー会期中の土曜日に行った非公開の会合では、いくつかの改善案が提示された。

「WRCプロモーターは本日、FIA、ヒョンデ、トヨタ、フォード、ステランティス、シュコダを含むWRCの主要関係各社に対し、明確なプロモーション戦略を提示した。ミーティングは、すべての関係者が貢献し、協力的かつ建設的な環境で行われた。このメンバーは、世界最高峰のラリー選手権の知名度を高めるという全体的な目標で一致している」とWRCプロモーターは説明している。

WRCプロモーターはこの会合で、「WRCプロモーターからの直接投資とイベント推進への関与を含む、2026年の米国開催への明確なロードマップ」を約束した。さらに、「現場でのファン体験を発展させることで、WRCイベントの観客動員を増やす」ことも確認した。また「様々な直接的行動とSNSやデジタル・メディアへの投資による明確な活性化計画」を策定することも明かした。

Red Bull

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関係筋は「ミーティングは予想以上にうまくいき、他人事ではなく一緒にできることがある、という真の気持ちがあった。これは重要なことだった」と様子を語っている。

FIAのWRCコミッションに就任したパニラ・ソルベルグもこのミーティングに出席し、会合の後で「メーカーが我々の進むべき道を理解することが非常に重要なのだということは、承知している。誰もが懐かしく憧れてきた、安定した道というものが、今はできた。このプレゼンテーションは非常に良かったし、彼らが何を望んでいるのか、投資や責任を負うことにどの程度、意欲的なのかを示す明確な指標があった」と評価している。

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WRCプロモーターは、今月末のWRC第6戦ラリーイタリア・サルディニアでも、会期中にプレゼンテーションを行うものと見られており、WRCイベントでファンに提供するものを改善する計画の詳細が発表される予定だ。
(Graham Lister)



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