©Takuji Hasegawa
WRC第13戦ラリージャパン(ターマック)は11月6日に開幕。この日は午前中に鞍ケ池公園(2.75km)でシェイクダウンを行った後、拠点となる豊田スタジアムでメディアペン、サイン会などの公式行事を実施。競技車は、16時5分から鞍ケ池公園をSS1として走行し、そのままリエゾンで名鉄豊田市駅前に向かい、オープニングセレモニーに集まった。
これまで豊田スタジアムで行われていたオープニングセレモニーは、今年初めて豊田市駅前での実施。翌日から競技がスタートする同時開催のヒストリックカーラリーの競技車両が展示され、SS1のパブリックビューイングを実施。さらに、ホールディングエリアに入ってきたラリー1車両から順に、ラリージャパンに出場する全車両が整列した。沿道を埋め尽くす観客が声援を送るなか、マニュファクチャラーチームは、チームスタッフが歩いて行進。その後に続いて、ラリー1車両がステージ付近に集合するなど演出が凝らされた。
ステージでは、豊田市の大畑小学校の6年生21人が、花束セレモニーに登場。実行委員会主催のラリー教室でラリーの知識を深め、ラリーの歌も作っているなどラリーに親しんできた児童たちが、ワークスクルーにメッセージを添えた心のこもった花束を渡した。
TGR WRCチャレンジプログラムや全日本ラリーのMORIZO Challenge Cupでコ・ドライバートレーナーを務めるなど日本との関わりが深く、今季はサミ・パヤリのコ・ドライバーとして参戦しているマルコ・サルミネンは「たくさんのファンが集まり、このようなステキなカードのついた花束をいただくなど温かい歓迎を受けて、本当に素晴らしい気持ち」と笑顔を見せた。




















