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WRC第12戦セントラルヨーロッパ(ターマック)。トヨタの通算9回目、5年連続のマニュファクチャラーズタイトル獲得の結果を受け、TOYOTA GAZOO Racing WRTの豊田章男会長がコメントを寄せた。ランチアのWRC2参戦のトピックスに触れ、トヨタのマニュファクチャラーズタイトル獲得数よりも多くのタイトルを得ているランチアとの戦いを楽しみにしているという。また今季、残りの2戦についてはチーム内でタイトルを争う3選手が悔いのない戦いができるように環境を用意したいと語っている。
(以下、コメント全文)
チームのみんな、5年連続のマニュファクチャラーズタイトルをありがとう。
チーム代表代行を務めてくれたユハをはじめ、ドライバー、コ・ドライバー、エンジニア、メカニック、その他すべてのスタッフ、そしてファンの皆さまに心からの感謝の言葉を伝えたいと思います。ありがとうございました!
ユハが走ってくれていたセリカの時代も合わせると通算9回目のタイトル獲得となります。しかしながら「通算10回のチャンピオン」「6年連続のチャンピオン」を成し遂げたランチアには及んでいません。そんなランチアが来年からWRC2に戻ってくるという投稿を目にしました。ランチアの皆さまと一緒にラリーができたらと勝手にワクワクしています。(ランチアに乗っていたこともあるユハは、きっと私以上にワクワクしているんじゃないでしょうか?)
あと2戦。次は待望のラリージャパンです。ラリージャパンに向け、私の気持ちは前回から変わりません。スポット参戦ながらチャンピオンを狙うセブ、悲願のタイトル獲得を狙うエルフィン、最後のWRCをチャンピオンで飾ろうとするカッレ、、、3人のドライバー達に、とにかく気持ちよく走ってもらいたい、、、ただ、それだけです。チームのみんなは、ドライバー達が楽しく走れる環境を丁寧に準備してあげてください。それだけ、よろしく頼みます。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team会長
豊田章男