WRCセントラルヨーロッパ:ロバンペラ「久しぶりのターマックで速さを発揮できた」日曜日コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCセントラルヨーロッパ:ロバンペラ「久しぶりのターマックで速さを発揮できた」日曜日コメント集

©TOYOTA

WRC第12戦セントラルヨーロッパ(ターマック)、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。8戦ぶりとなったターマックイベントはトヨタのカッレ・ロバンペラがカナリア諸島に続いて優勝。またこのラウンドの結果によって、トヨタの通算9回目のマニュファクチャラーズタイトル獲得となり、ロバンペラをはじめとするトヨタのドライバーはチームへの祝福と感謝の言葉を伝えている。

*カッコ内は順位の前日比
*獲得ポイントは総合順位+スーパーサンデー+パワーステージ

[トヨタ・ガズーレーシングWRT/WRT2]
トヨタGRヤリス・ラリー1

カッレ・ロバンペラ/総合優勝(=)
スーパーサンデー順位:3位
パワーステージ順位:3位
獲得ポイント:25+3+3=31
「ワークショップのみんな、そしてサービスパークにいるみんな、チーム全員におめでとうと言いたい。再びマニュファクチャラーズタイトルを取れたということは我々がベストなチームであることの証なので、感謝の気持ちを伝えたい。久しぶりのアスファルト路面での戦いで速さを発揮して、チームと一緒に良い働きをできたのでとても良い週末になった。今日の結果でドライバーズタイトルの可能性が少し高まったものの、依然として簡単な状況でない。次のラリージャパンでも好調を維持できるようにしたい」

エルフィン・エバンス/総合2位(↑)
スーパーサンデー順位:2位
パワーステージ順位:2位
獲得ポイント:17+4+4=25

TOYOTA

「チームが再びマニュファクチャラーズタイトルを獲得できたことに心から喜んでいる。この結果の裏では、チームのみんなが選手たちにマシンをベストな状態に仕上げて用意し、戦えるチャンスを得られるようにハードワークをしてくれていたので感謝をしたい。個人的には望んだとおりにはいかなかった週末で、より良い結果を出せる力はあったと思うので悔しさが残る。ただし今日の戦いを迎えるにあたり流れを変える必要があり、うまく好転させオィット(タナック)から2位の座を奪取することに成功したことには満足している」

勝田貴元/総合4位(=)
*マニュファクチャラーズ選手権外
スーパーサンデー順位:4位
パワーステージ順位:4位
獲得ポイント:12+2+2=16

TOYOTA

「今年もマニュファクチャラーズタイトルを獲得できたことは素晴らしく、チームのみんなには心から感謝します。全員がハードワークをし、チームメイトたちも素晴らしい活躍でした。個人的には、ここセントラルヨーロッパで良いドライブができ、ラリージャパンに向けてマシンとタイヤに対して良い感触を得られたのは良かったです。まだ、改善を重ねるべき部分もあるので完全には満足できませんが、とても大事なラリージャパンに向けて努力を続けて、精一杯プッシュしていきます」

サミ・パヤリ/総合6位(=)
パワーステージ順位:5位
獲得ポイント:8+0+1=9

TOYOTA

「マニュファクチャラーズタイトルの獲得にチームには最大限の感謝とおめでとうと伝えたい自分にとってはまずまずの週末となった。週末をとおして、いくつかのステージでとても良いタイムが出せた。その一方で、特にトリッキーなコンディションのようなところでは、まだ多く学ばないといけないこともあるが、学ぶことは今シーズンの自分たちにとって、戦いの一部でもある。全体的には多くのよい学びをこのイベントで得られた、次のジャパンとその先に期待が持てるようになった」

セバスチャン・オジエ/総合29位(↑)
スーパーサンデー順位:1位
パワーステージ順位:1位
獲得ポイント:0+5+5=10

TOYOTA

「チームとともに再びマニュファクチャラーズタイトルを獲得でき素晴らしい気分だ。改善を続けて勝ち続けることは決して簡単なことではないが、これを成し遂げる精神がチームにあることは誇らしい。この偉業を祝うとともにプッシュし続けて、勝ち続けることが重要。今日のマシンを完璧に修理してくれたチームには、昨日のアクシデントから最大限のリカバリーとなるポイントの獲得を可能としてくれたことに心からの感謝をしたい。できればより良い結果でこのラリーを終えられれば良かったが、まだタイトルの可能性は十分にあり、次の日本での戦いに期待できる」

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20Nラリー1

オィット・タナック/総合3位(↓)
*マニュファクチャラーズ選手権外
スーパーサンデー順位:5位
獲得ポイント:15+1+0=16

HYUNDAI

「厳しい週末だった。できる限りのことはやったので、この結果を良しとするべきだろう。金曜日は苦戦してかなり遅れてしまったが、昨日は少し巻き返すことができた。そして今日は高いグリップを得て激しい勝負となったけど、トヨタ勢に対する策は見つけられなかった。良い戦いを楽しんではいたが、勝てなかったのは残念だ。ラリージャパンを前にして多くの学びがあったので、どれだけの改良ができるか検討したい」

アドリアン・フルモー/総合5位(=)
獲得ポイント:10+0+0=10

HYUNDAI

「ラリー序盤ではうまく走れていたが、滑りやすくバンピーなセクションでのパフォーマンスが足りなかった。週末をとおしてフラットな路面での進化が得られたが、それ以外の路面ではタイムをロスしていた。その状況は今日さらに悪化してマシンと格闘していたが、ラリージャパンに向けたセットアップを見つけるための重要な進歩を遂げられたと思う。まだ完璧ではないが、今週末のようにはならないだろうと願っている」

ティエリー・ヌービル/SS15でラリーリタイア
獲得ポイント:0+0+0=0

HYUNDAI

「マルティン(ウィダグ)と僕は今朝のクラッシュで医師の診断を受けることになったが、救急スタッフや病院職員の素晴らしい対応のおかげで、我々が無事だと確認できた。(クラッシュの前までは)すべて正常だったが橋の前でミスをしてしまった。楽観的すぎたペースノートでアンダーステアを出し橋のガードレールに突っ込んでしまった。ラリーではごくわずかなミスが取り返しのつかない結果につながることがあるが、それがまさしく今日の出来事だった。ラリージャパンでは巻き返せるように可能な限りのことをしていく」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ラリー1

ジョッシュ・マカリアン/総合7位(↑)
獲得ポイント:6+0+0=6

M-SPORT

「先頭集団を追ったり、後方を走ったりと今週末はすべての経験をしたことで大きな学びとなった。グレゴワール(ミュンステール)が金曜日のアクシデントから復帰できたことは、ペースを比較できる相手がいることで自分に大きな支えとなった。ここでのラリーの目標は彼とのペースを縮めることだったので、ラリー序盤よりも差が徐々に縮まっていったのはよかった」

グレゴワール・ミュンステール/総合27位(↑)
獲得ポイント:0+0+0=0

M-SPORT

「金曜日のミスにより望んだような結果が得られなくなってしまった。(アクシデントのあった)ステージでは色々試そうとしていたが、ジャンプの着地で足回りを破損してしまった。全体的に見れば、カナリア諸島での時よりも他のチームにずっと近づくことができ、非常に励みになったラリーだった。トリッキーな路面状況でも、他のチームに対してすぐのところにいることができたので、ラリージャパンでも同じようなパフォーマンスが見せられると思う」



RALLY PLUS