AXCR2025 Leg5:田口勝彦がトップタイムで総合6番手に浮上 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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AXCR2025 Leg5:田口勝彦がトップタイムで総合6番手に浮上

©MITSUBISHI

アジアクロスカントリーラリー2025は8月13日、プラチンブリをスタートしてフィニッシュするループのレグ5、302.95km(うちセレクティブセクション199.13km)の走行が行われた。

前日のステージがキャンセルとなり休息日を経て迎えたこの日、セレクティブセクションは、SS1とまったく同じコースを走る設定だが、マディとなった後半でスタックが続出し、大混乱。翌日の昼頃まで正式結果が発行されない異例の事態となった。

AXCR

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大波乱のこの日は、前日にサスペンショントラブルにより後退していたチーム三菱ラリーアートの田口勝彦(三菱トライトン)が快走。3度目のAXCRで、独特の試練への対応力が高まり、複雑なコンディションのなかでも順調にオーバーテイクを重ね、この日25番手スタートから、7番目にフィニッシュを通過した。この走りはステージのトップタイムにつながり、総合でも6番手に浮上した。1分55秒差の2番手タイムは、昨年のウイナーであるTGRタイランドからエントリーするマナ・ポーンシリチャード(トヨタ・ハイラックスREVO)で、総合でも2番手に上がった。総合首位で前半を折り返した田口のチームメイト、チャヤポン・ヨーターは、この日は9番手タイムだったが総合首位の座は死守した。

日本人勢では、TGRインドネシアの塙郁夫(トヨタ・フォーチュナー)が6番手タイム、クスコレーシングの柳澤宏至(トライトン)が10番手タイムをマークし、総合では柳澤が8番手、塙が前日の39番手から34番手に順位を上げた。波乱の多い展開のなか、全体では14番手までが2分以内差にひしめく大混戦となっている。

14日のレグ6は、再び事前に公示された通りステージがキャンセルとなったため、休息日となり、競技は15日のレグ7、16日のレグ8と残り2日間での争いとなる。

AXCR2025 暫定結果(レグ5終了時点)
1 C.ヨーター(三菱トライトン) 13:07:35
2 M.ポーンシリチャード(トヨタ・ハイラックスREVO) 13:21:32
3 D.マニーイン(いすゞD-MAX) 13:28:02
4 B.コール(フォード・ラプター) 13:42:00
5 T.クリンケイト(いすゞD-MAX) 13:46:14
6 田口勝彦(三菱トライトン) 14:20:01
7 O.ソルンシリラット(いすゞD-MAX) 14:32:05
8 柳澤宏至(三菱トライトン) 14:38:37

ーーー
12 青木拓磨(トヨタ・フォーチュナー) 14:54:58
16 和田 智弘(スズキ・ジムニーシエラ) 18:22:45
18 北浦一司(いすゞD-MAX) 19:07:46
19 竹野悟史(スズキ・ジムニー) 19:57:58
23 森川金也(トヨタ・ランドクルーザー) 24:38:07
27 小出一登(三菱トライトン) 25:55:33
29 新田正直(トヨタ・ハイラックスREVO) 26:47:23
30 飯島祐一(トヨタ・ランドクルーザー) 27:34:58
32 山崎元彰(トヨタ・ランドクルーザー) 31:19:20
34 塙郁夫(トヨタ・フォーチュナー) 39:30:30
35 番場彬(三菱トライトン) 39:54:32
37 伊藤はづき(スズキ・ジムニー) 40:12:01
39 中井匡斉(スズキ・ジムニーシエラ) 44:51:58
40 松原圭蔵(スズキ・ジムニー) 46:58:35
42 鈴木一也(いすゞD-MAX) 61:15:00

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