AXCR2025:田口勝彦が4番手と僅差の5番手に浮上 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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AXCR2025:田口勝彦が4番手と僅差の5番手に浮上

©AXCR

アジアクロスカントリーラリー2025は8月10日、プラーチーンブリー〜カオヤイ間に設定されたレグ2、500.41km(うちセレクティブセクション177.85km)の走行が行われた。

岩の多いコースとなったこの日、農園を走る起伏の激しい路面から、後半には高速区間も登場するなど多彩なステージでは、この日もコース脇に落ちたり、サスペンションなどを破損するトラブルが続出し、約25%が10時間近いタイムペナルティを受けた。

前日に続く波乱の展開のなか、この日のステージでトップタイムをマークしたのは、23年に総合2位フィニッシュを飾っているTGRインドネシアのツバガス・モエリンシャディ(トヨタ・フォーチュナー)で、総合でも3番手まで順位を上げた。また、チーム三菱ラリーアートのチャヤポン・ヨーター(三菱トライトン)も2番手タイムをマークし、総合首位に立つTGRタイランドのナッサポーン・アングリッタノン(トヨタ・ハイラックスREVO)との差を5分6秒に詰めた。チームメイトの田口勝彦も4番手タイムをマークし、総合順位も5番手に上げたほか、4番手との差もわずか45秒にまで迫っている。

MITSUBISHI

一方、2度目のAXCR参戦を迎えているクスコレーシングの柳澤宏至(三菱トライトン)は、前日16番手から、冷静なペースコントロールで13番手タイムをマーク。総合順位も14番手に上げた。しかしチームメイトの番場彬(トライトン)は、前日のスタックからこの日はプッシュをかけて積極的な走りを披露したが、フロント周りにダメージを負いレグリタイアを喫した。

AXCR

11日のレグ3は、カオヤイ〜ナコーンラチャシマプラーチーンブリー〜カオヤイとループする360.50km(うちセレクティブセクション195.76km)が予定されている。主催者は、タイとカンボジアの軍事衝突に伴い、カンボジアとの国境に近いレグ4、レグ6のステージキャンセルを発表しており、このレグ3が早くも折り返し地点となる。

AXCR2025 暫定結果(レグ2終了時点)
1 N.アングリッタノン(トヨタ・ハイラックスREVO) 5:59:10
2 C.ヨーター(三菱トライトン) 6:04:16
3 T-A.モエリンシャーディ(トヨタ・ハイラックスREVO) 6:13:29
4 S.リンジラピンヤ(いすずD-MAX) 6:16:02
5 田口勝彦(三菱トライトン) 6:16:45
6 D.マニーイン(いすずD-MAX) 6:19:24
7 M.ポーンシリチャード(トヨタ・ハイラックスREVO) 6:32:48
8 B.コール(フォード・ラプター) 6:41:29
ーーー
11 森川金也(トヨタ・ランドクルーザー) 6:54:16
14 柳澤宏至(三菱トライトン) 7:05:38
16 青木拓磨(トヨタ・フォーチュナー) 7:19:31
19 竹野悟史(スズキ・ジムニー) 7:58:10
21 新田正直(トヨタ・ハイラックスREVO) 8:19:19
24 北浦一司(いすずD-MAX) 8:49:23
26 飯島祐一(トヨタ・ランドクルーザー) 9:27:45
27 和田 智弘(スズキ・ジムニーシエラ) 9:40:59
29 山崎元彰(トヨタ・ランドクルーザー) 13:14:32
34 小出一登(三菱トライトン) 16:43:48
35 塙郁夫(トヨタ・フォーチュナー) 18:40:32
37 伊藤はづき(スズキ・ジムニー) 20:40:34
38 番場彬(三菱トライトン) 21:47:17
35 松原圭蔵(スズキ・ジムニー) 25:00:00
42 鈴木一也(いすずD-MAX) 33:15:00
43 中井匡斉(スズキ・ジムニーシエラ) 33:15:00

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