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2025年WRC第9戦フィンランド、8月1日金曜日の競技を終えた勝田貴元のコメント。複雑なコンディションのなか、トップのカッレ・ロバンペラから8.1秒という僅差の4番手で終えた1日を振り返った。
<SS5終了後> 総合4番手
──午前中は全体的には良かったのでは?
悪くはありませんでした。午前中は自分のペースで、いいところで走りながら、無理はしないように心がけていました。もちろん、あと一歩というところはありましたが、そういうアプローチで取り組んでいたので、それは悪くなかったと思っています。
──ステージウインとは狙っていくもの?
結果としてステージウインだったらいいな、という感じです。自分にとってのその時のベストに近い走り、あまりリスクを負いすぎず、それでも行くところは行く、というような走りができると、結果的にそうなるという感じです。
<SS10終了後> 総合4番手
──ウエットあり、ドライありの難しい一日を僅差で4番手です。1日を振り返ると。
ペースは悪くなく、いいフィーリングで乗れていましたが、コンディションがかなり荒れていたので、思いもよらない場所でクルマがはじかれてしまったり、小さなところでもったいないタイムロスがありました。そればかりは仕方ない部分もありますが、それを除けば戦えるペースで走ることができています。明日も長いので、しっかり取り返せるように頑張ります。
──土曜日も距離がかなり長い一日になります。
明日も、今日と同じように天候も不安定になると思うので、その状況を見ながらになりますが、自分のベストを尽くして、状況での最善を尽くせるような走りをしたいと思っています。
(Keiko Ito)