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WRCアクロポリス:シェイクダウンは勝田貴元とティエリー・ヌービルが同タイムのトップ

©TOYOTA

2025年シーズンWRC第7戦アクロポリス・ラリーギリシャは、6月26日(木)にシェイクダウンを終え、勝田貴元(トヨタ)とティエリー・ヌービル(ヒョンデ)が2分37秒9のトップタイムをマークした。0.6秒差の3番手タイムにオィット・タナック(ヒョンデ)が入っている。

ポルトガル、サルディニアと続いてきた地中海系ハードグラベルシリーズの3戦目となるアクロポリス。2021年のWRC復帰以来、秋開催が続いてきたが、今年は開催時期が6月に移動することになった。この時期のギリシャは気温が40℃近くに上がることも多く、ラリーカーやタイヤだけでなく、クルーに体力面で厳しい負担を強いることになる。

HYUNDAI


シェイクダウンは、ラリーの拠点となるラミア近郊に設置された3.62kmのグラベルステージを舞台に行われた。ヌービルと同タイムとなる一番時計をマークした勝田は「今週末がビッグチャレンジになるのは間違いないでしょう。高温のラリーに向けてフィジカル面でのトレーニングを行ってきたので、問題ないはずです。このラリーは必ずしもスピードが重視されるラリーではありません。まずはしっかりと走り切ることを重視します」と、ラリー本番に向けて慎重にコメントしている。

0.9秒差の4番手タイムはカッレ・ロバンペラ(トヨタ)、1.5秒差の5番手タイムにセバスチャン・オジエ(トヨタ)、1.6秒差の6番手タイムにジョッシュ・マカリアン(Mスポーツ・フォード)、1.9秒差の7番手タイムにエルフィン・エバンス(トヨタ)が続いている。

M-SPORT


ラリーは6月26日(木)に17時45分からアテネでセレモニアルスタートを実施。同日の18時05分(日本時間27日0時05分)から、「SS1 EKO Athens SSS(1.50km)」で幕を上げる。

WRCアクロポリス シェイクダウン暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 2/2 2:37.9
1. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/2 2:37.9
3. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) 2/2 2:38.5
4. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/2 2:38.8
5. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/2 2:39.4
6. J.マカリアン(フォード・プーマ・ラリー1) 2/2 2:39.5
7. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/2 2:39.8
8. A.フルモー(ヒョンデi20Nラリー1) 2/3 2:40.2
9. G.ミュンステール(フォード・プーマ・ラリー1) 2/3 2:40.8
10. M.セスクス(フォード・プーマ・ラリー1) 3/3 2:41.3
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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