ARAニューイングランド:競技中のアクシデントでコ・ドライバー1名が死亡、イベントはキャンセルに – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ARAニューイングランド:競技中のアクシデントでコ・ドライバー1名が死亡、イベントはキャンセルに

©American Rally Association

米国の国内ラリー選手権、アメリカン・ラリーアソシエーション(ARA)は第6戦ニューイングランドフォレストラリーが7月14日にマイン州で開幕したが、この日の競技中に、コ・ドライバーのエリン・ケリーがアクシデントにより他界した。

事故はこの日最後のステージで発生した。47歳のケリーは、長年コンビを組むドライバー、TJプーレンと参戦していた。ケリーとプーレンは、2018年にARA東部選手権でNA 4WDのタイトルを獲得していた。

事故発生後、ラリー主催者とARAのオフィシャルは、参戦者との話し合いを経て、残りの競技をキャンセルすることを決定した。
「我々はいま、エリン、TJ、彼らのご家族のことだけを考えている」とARAシリーズディレクター、プレストン・オズボーンはコメントを寄せている。
「エリンは熟練したコ・ドライバーであり、ラリー界の仲間からも愛されていた。エリンのご遺族、友人、そして参戦者やファンの皆様に深い哀悼の意を表します」

このニューイングランドフォレストラリーでは、スバル・モータースポーツUSAから参戦するブランドン・セメナック/キートン・ウィリアムズが今季のタイトル確定を賭けて臨んでいた。
チームは公式SNSで「スバル・モータースポーツUSAとスバル・オブ・アメリカ一同は、今年のニューイングランドフォレストラリーでエリン・ケリーを失ったことに深い悲しみに包まれています。私たちはラリーの仲間とともに彼女の死を悼み、彼女の家族や親しい人たち、ドライバーのTJ・プーレン、プーレン・アウェイ・ラリーチームに哀悼の意を表します」とコメントを寄せている。

Subaru Motorsport USA



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