ARA 100エーカーウッド:スバル・モータースポーツUSAのブランドン・セメナックが激戦を制する – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ARA 100エーカーウッド:スバル・モータースポーツUSAのブランドン・セメナックが激戦を制する

©Subaru of America

米国の国内ラリー選手権、アメリカン・ラリーアソシエーション(ARA)第2戦ラリーイン100エーカーラリーウッド(グラベル)が3月17〜18日、ミズーリ州で開催され、スバル・モータースポーツUSAのブランドン・セメナックが、バリー・マッケンナとの激戦を制した。

2022年チャンピオンのセメナックに対し、マッケンナは今回初めて、2021年型フォード・フィエスタでの参戦となった。競技初日に首位攻防戦を展開した両者は、わずか5秒差で最終日を迎える。最初の2本でステージウインを連取したセメナックは、その差を12秒以上に広げた。

しかし、マッケンナも応戦し、続く3本でセメナックを14秒先行して首位に浮上する。しかし、その座は長く続かず、SS15ではマッケンナが痛恨のストール。これで18秒を吐き出してしまった。マッケンナは最終2本目のSS16で4秒、最終パワーステージでは0.5秒を取り戻したが、6.8秒届かず、8本でステージウインを奪取したセメナックが激戦を制し、開幕戦に続く連勝を飾った。

「バリーがずっと食らいついてきた」とセメナック。
「どのステージもスタートからフィニッシュまで必死にプッシュしていたので、まったく楽な戦いではなかったし、最終日の彼のペースもかなりすごかった。ラリーを通して10秒以下差というのは、とにかくワイルドだね」

Subaru of America

マッケンナは、ひとつのミスで2021年のサザンオハイオ以来となる勝利を逃したが、11ヶ月ぶりの参戦で熱気あふれるパフォーマンスを披露した。

ARA

ARAの次戦、オリンポスラリー(グラベル)は4月22〜23日、ワシントン州で開催される。

ARA100エーカー 最終結果
1 B.セメナック(2021スバルWRX STI) 1:29:15.4
2 B.マッケンナ(2021 フォード・フィエスタ) +6.8
3 P.グルシュカ(2019 ヒョンデi20) +8:20.2
4 M.ニッケルソン(フォルクスワーゲン・ゴルフ) +13:20.1
5 M.ディケンソン(2015 スバルWRX STI)+13:59.9
6 J.オリバレス(2021 フォード・フィエスタ) +14:27.5
7 A.ビアロブルゼスキ(2011 スバル・インプレッサ) +15:03.6
8 E.バルダ(2000 スバル・プロドライブGC8) +17:18.9



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