ARAスノードリフト:スバル・モータースポーツUSAのブランドン・セメナックが完勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ARAスノードリフト:スバル・モータースポーツUSAのブランドン・セメナックが完勝

©Subaru Motosports USA

米国の国内ラリー選手権、アメリカン・ラリーアソシエーション(ARA)は2023年シリーズ開幕戦スノードリフトラリーが2月10〜11日、ミシガン州アトランタで開催され、スバル・モータースポーツUSAのブランドン・セメナック(スバルWRX STI)が圧勝を飾った。

週の序盤は雨と雪に見舞われ、金曜日には凍りつく気温となったラリーエリアだったが、土曜日は晴天に恵まれた。しかし、これにより凍った路面が1日を通してシャーベット状態になり、日没後には再び凍り始めるというチャレンジングなラリーとなった。 2022年の氷の多いコンディションよりも速度域が高くなり、昨年のトップ3の平均速度は時速38マイル(約61km)だったが、今年、トップ5の平均は時速50マイル(約81km)、セメナックにいたっては59マイル(約95km)を記録した。

セメナックはラリーを通してクリーンな走りを披露し、パワーステージを含め設定された15SSをすべてでベストタイムをマーク。それでも、1本のステージではタイムロスするトラブルに見舞われた。セメナックは、2022年のこのイベントではラリーをリードしながら、フィニッシュ目前でリタイアを喫している。

「最終ステージに来た時にまず、今度こそ勝ち獲るぞ、と言ったんだ。昨年はあと一歩だったからね」とセメナック。
「最終ステージは危険なものになると思っていたが、正直なところ、かなり良かった。完全に凍結するわけでもなく、雪もあったのでうまく使えたし、ドライブを楽しめた」

Subaru Motosports USA

ARA次戦は3月17〜18日、ミズーリ州で開催されるラリー100エーカーウッド(グラベル)となる。

ARAスノードリフト最終結果
1 B.セメナック(2021スバルWRX STI) 1:56:47.9
2 T.ウィリアムズ(2022フォード・フィエスタ) +13:26.2
3 K.ティリー(2021ヒョンデi20 N) +14:21.2
4 P.グルシュカ(2019ヒョンデi20) +16:44.4
5 M.ディクソン(スバルWRX STI) +17:56.3
6 V.トルデル(スバル・インプレッサSTI) +22:28.2
7 R.コルデロ(2018シトロエンC3) +24:38.6
8 M.ニッケルソン(1986フォルクスワーゲン・ゴルフ) +32:18.2

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