WRCポルトガル:シェイクダウンはトヨタのエルフィン・エバンスがトップ。勝田貴元は0.9秒差の5番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:シェイクダウンはトヨタのエルフィン・エバンスがトップ。勝田貴元は0.9秒差の5番手

©TOYOTA

2023年シーズンWRC第5戦ラリーポルトガルは、5月11日(木)にシェイクダウンを終え、トヨタのエルフィン・エバンスがトップタイムとなる2分53秒4をマーク。0.1秒差の2番手タイムにヒョンデのエサペッカ・ラッピ、0.5秒差の3番手にMスポーツ・フォードのオィット・タナックが続いた。3台目のトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブする勝田貴元は、0.9秒差の5番手につけている。

WRCは前戦クロアチアから3週間のインターバルを経て、欧州を舞台とするグラベルイベント、ラリーポルトガルを迎えた。2023年のWRCカレンダーは、今回のポルトガルから9月に開催される第11戦チリまで、7戦連続でグラベルが続くことになる。

ソフトでサンディなキャラクターを持つポルトガルのステージは、ドライコンディションでは、掃除役を担う走行順の早いドライバーが圧倒的に不利。ポイントランキング上位のドライバーは金曜日午前中をどう乗り切るかが鍵になる。シェイクダウンは5月11日(木)の午前9時01分(日本時間11日午後5時01分)から、サービスパークが置かれたポルトから東に30kmほど行った「バルタル(Baltar:4.61km)」のグラベルステージで実施された。

トップタイムのエバンスから0.6秒差の4番手タイムはヒョンデのダニ・ソルド、1.2秒差の6番手にMスポーツ・フォードのピエール-ルイ・ルーベ、1.6秒差の7番手にトヨタのカッレ・ロバンペラが入った。今シーズン、ここまで勝利のないヒョンデのティエリー・ヌービルは、1.8秒差の8番手でシェイクダウンを終えている。

ラリーは翌12日金曜日、日本時間17時5分にSS1の「Lousa 1(12.03km)」でスタートする。

WRCポルトガル シェイクダウン暫定結果
1. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 2:53.4
2. E.ラッピ(ヒョンデi20Nラリー1) 4/4 2:53.5
3. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 2/3 2:53.9
4. D.ソルド(ヒョンデi20Nラリー1) 3/3 2:54.0
5. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 2:54.3
6. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 4/4 2:54.6
7. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2/3 2:55.0
8. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 2/3 2:55.2
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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