ROCはマティアス・エクストロームが優勝、ネイションズカップはソルベルグ親子のノルウェーが連覇 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ROCはマティアス・エクストロームが優勝、ネイションズカップはソルベルグ親子のノルウェーが連覇

©Race Of Champions Media

2023年のレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)が1月28〜29日、スウェーデンのピテ・ハブスバッドで開催され、DTMやラリークロス、ダカールと豊富な経験を誇るマティアス・エクストロームが、最多記録タイとなる4度目の優勝を飾った。

北極圏までわずか100kmという凍ったバルト海でのスノー&アイス路面で行われた今回のROCには、WRC9連覇王者セバスチャン・ローブ、2003年のWRCチャンピオンのペター・ソルベルグ、現役WRCドライバーのティエリー・ヌービル、“Mr.ル・マン”ことトム・クリステンセン、F1で10勝を誇るバルテリ・ボッタスやミカ・ハッキネンなど18カテゴリーからトップドライバーが集まった。

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競技は、FIA RX2e選手権のフル電動ラリークロスマシンを含め、電気自動車ZEROID X1や新型クプラ・アーバンレベル・コンセプトなどを使用し、参加者は同じマシンを使って対決した。ノックアウト方式で行われた1戦目では、エクストロームはトラビス・パストラーナを撃破すると、世界ラリークロス王者のヨハン・クリストファーソンも接戦の末に勝利を収めた。

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セミファイナルではヌービルを退けたエクストロームは、ファイナルでF1を4回制したセバスチャン・ベッテルに打ち勝ったメルセデスAMGのF1リザーブドライバー、ミック・シューマッハーと対決した。エクストロームは、一瞬マシンから出火するなど危ない場面もあったが、若きライバルをくだし、ローブ、ディディエ・オリオールと並ぶ4度目のROC優勝を飾った。エクストロームの、これまでの3回のROC優勝のうち、2007年のロンドンと、その2年後の北京は、ミックの父親であるミハエル・シューマッハーと対決しての勝利だった。

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「ROCは自分のキャリアの中でも大きな意味を持つ」とエクストロームは振り返る。
「4回優勝できたことはすごく特別だし、しかもそれを地元のスウェーデンで達成できたのだから格別だ。初めてファイナルを制した時はパリで、相手はセバスチャン・ローブだった。そして、マイケル・シューマッハーとは2回、ファイナルで対決したので、今回のファイナルでミックが相手になったのは、とても感慨深いよ」

「優勝以上に特別なもの。マイケルは献身的に努力を重ね才能もあり、自分が常に尊敬する人のひとり。たくさんバトルをしたが、このイベントでのマイケルとの対決はいい思い出ばかり。ミックは類いまれなる才能の持ち主だし、これから彼の時代が来ると思うので、今後、もっと一緒にバトルができることを楽しみにしているよ」

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一方、前日に行われたネイションズカップでは、ペターとオリバーのソルベルグ親子が参戦したチーム・ノルウェーが、ヌービルとフェリッペ・ドルゴビッチが組んだチーム・オールスターズをファイナルで破り、イベント連覇を達成した。

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「みんなROCが大好きだが、今日の自分は緊張していた。走る度にコンディションが変わるので、すごくミスをしやすかった」とソルベルグ。
「セバスチャン・ローブは到着が遅れたのでフェアに勝てるチャンスが得られなかったが、でも彼に勝てたのはうれしかった。そこからフィーリングがよくなった。この素晴らしいイベントとステキな雰囲気を作ってくれているROCのみなさんに、とにかく感謝したい」

Jean-Francois Galeron / Race Of Champions Media



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