2023年ダカール事前情報:連覇に挑むナッサー・アル-アティヤ「一番のライバルはセバスチャン・ローブ」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

2023年ダカール事前情報:連覇に挑むナッサー・アル-アティヤ「一番のライバルはセバスチャン・ローブ」

©Marcelo Maragni / Red Bull Content Pool

45回目のダカールラリーは、12月31日のプロローグランを控えて、車検とシェイクダウンを終了した。モータースポーツ界で最も過酷な耐久競技と目されるダカールのスタートを控え、サウジアラビアのヤンブにあるシーキャンプは嵐の前の静けさといった時間を迎えている。

地球上で最も厳しいラリーに、今回は350台以上がエントリー。14日間、5000kmにわたって繰り広げられる競技に挑む。ヤンブのビバークでは、ライバルたちが一堂に顔を合わせることとなった。その筆頭は、イベント連覇に挑むトヨタ・ガズーレーシングのナッサー・アル-アティヤ(トヨタGRダカールハイラックスT1+)。2022年は、創設されたばかりの世界ラリーレイド選手権(W2RC)の初代王者の座も獲得した。しかし、イベント連覇もタイトル防衛も容易に成し遂げられることではない。

Marcelo Maragni / Red Bull Content Pool

「自分にとって一番のライバルは、セバスチャン・ローブ、アウディではない。2022年を通してローブとはいつも接戦になっていたし、モロッコとアンダルシア(ローブ)ではBRX勢が勝っている」とアル-アティヤは警戒する。

そのアル-アティヤが意識するバーレーン・レイド・エクストリーム(BRX)のローブ(プロドライブBRXハンター)も、優勝を目指してこのイベントに挑んでくることは間違いない。WRC9連覇王者のローブは、これまでダカールに6回参戦し、うち3回でポディウムに上がっており、ステージウインも16回マークしている。

「これまでに3回、ポディウムに上がっているし、いつもステージウインも獲るが、総合優勝をしたことがない。それが一番の目標だ」とローブは気合いを見せる。

Flavien Duhamel / Red Bull Content Pool

チーム・アウディ・スポーツは、T1UカテゴリーにアウディRS Q e-tron E2を3台エントリー。同じく総合トップでのフィニッシュを目指している。ドライバーを務めるのは、レジェンドのカルロス・サインツ、ダカールを14回制しているステファン・ペテランセル、多彩なカテゴリーでタイトルを獲得しているマティアス・エクストロームだ。2022年は3人全員がステージウインをマークしており、2023年も活躍が期待されている。

「昨年よりもいい準備ができているし、最初の数日でこのマシンがどれだけコンペティティブであるかを見せつけたい。ライバルたちのマシンが、ボンネットの下にどんなものを隠しているのかも楽しみだね」とサインツ。

Marcelo Maragni / Red Bull Content Pool

サウジアラビアで開催される4度目の大会となる今回のダカールには、14SS・5000kmのステージが設定される。12月31日にプロローグランで開幕、2023年1月15日にアラビア湾沿岸のダンマームでフィニッシュを迎える。

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