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ERCが2023年カレンダーを発表、ハンガリー復帰に加え「夏版」スウェディッシュラリー追加

©WRC PROMOTER

ERCは2023年の開催カレンダーを発表。ハンガリーがカレンダーに復帰するほか、新規イベントとしてスウェーデンが名を連ねる。

現在のフォーマットになってからは初めて、ERCはスウェーデンラウンドをカレンダーに加えた。7月に開催されるロイヤル・ラリーオブスカンジナビアは、2020年までWRCのスノーラリーとして使用されきたバームランド地方のステージを、グラベル路面で走行する。ハンガリーは2年ぶりのカレンダー復帰。同国北東部ゼンプレーン地方の山岳地で10月に開催し、シーズン最終戦を務める。

ERCマネージャーのイアン・キャンベルは「スウェーデンの追加とハンガリーのカレンダー復帰という構成に、非常に盛り上がっている」と語る。
「ラリーファンにとってスノーのラリースウェーデンはおなじみだと思うが、今回は夏にバームランドで開催することで、カレンダーにまったく新しい要素を加えることになる。ラリーハンガリーの主催者チームは、舞台裏で必死に取り組み続けてきた。主催者に求められる内容は、カレンダーに戻るのにふさわしい内容だ」

開幕戦は2023年もラリーセラスデファフェ・エ・フェルグエイラス。WRCでも有名なファフェジャンプがパワーステージに登場する。5月にはラリーイズラス・カナリアス、その後はポーランドとラトビアのリエパヤ、高速グラベルが2戦続く。その後が注目のスウェーデン。シーズン終盤の3戦は、ローマ、チェコ、ハンガリーとターマックが続く。

全戦ともERC、ERC3、ERC4が対象となる一方、ジュニアERCの戦いは第3戦以降となる。

WRC PROMOTER

2023年ERCカレンダー
第1戦 ラリー・セラス・デ・ファフェ・デ・フェルグエイラス(ポルトガル、グラベル) 3月11〜12日
第2戦 ラリーイズラス・カナリアス(スペイン、ターマック) 5月5〜6日
第3戦 ラリーポーランド(グラベル) 5月20〜21日
第4戦 ラリーリエパヤ(グラベル) 6月17〜18日
第5戦 ラリーオブスカンジナビア(スウェーデン、グラベル) 7月7〜8日
第6戦 ラリーディローマ・キャピターレ(ターマック) 7月29〜30日
第7戦 チェコラリー・ズリン(ターマック) 8月19〜20日
第8戦 ラリーハンガリー*(ターマック) 10月7〜8日
*WRCプロモーターとの契約待ち



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