AXCR:初参戦のチーム三菱ラリーアート、チャヤポン・ヨーターが総合優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

AXCR:初参戦のチーム三菱ラリーアート、チャヤポン・ヨーターが総合優勝

©MITSUBISHI

三菱自動車が技術支援するチーム三菱ラリーアートがトライトンで参戦するアジアクロスカントリーラリー(AXCR)は、競技最終日となる11月26日、アンコールワット遺跡で知られるシュムリアップに設定されたSS6の48kmを走行。チャヤポン・ヨーターが5番手タイムでこのステージを走り切り、総合優勝を飾った。一方、リファット・サンガーはヨーターのサポート支援に徹し、7番手タイムをマーク。総合5位で初参戦のクロスカントリーラリーを走り切った。

(以下、チームリリース)


カンボジア入境後の最終SS
アンコールワット遺跡のあるシュムリアップで
チーム三菱ラリーアートが底力を発揮し
初参戦で総合優勝!

今大会の最終日となるLEG5は、アンコールワット遺跡で有名なシュムリアップを舞台に行われた。最終のSS6は約48kmと短めのコース設定で、ここでの順位変動は難しいと予想された。それだけに、ここまで総合首位をキープして2位以下に8分以上のリードをもって最終SSに臨むチーム三菱ラリーアートのチャヤポン・ヨーターに期待がかかった。

最終ステージとなるSS6はこれまでの5つのステージに比べてより厳しいコース設定となり、大きな穴と深いわだちが連続する荒れたダート、ひとたびぬかるみにはまってしまうと脱出にかなりの時間を要するマッド、そして人ひとりがかきわけてようやく歩けるほどの細い藪道など、距離が短いながらも難易度が非常に高いコース設定となった。参加者の中にはマッドから脱出できずに2時間の制限時間内にゴールできなかったチームも続出し、コ・ドライバーの的確なナビゲーション、ドライバーの高い集中力と正確なドライビング、ラリーカーの悪路走破性がカギを握った。

『トライトン』の105号車をドライブするチャヤポンは、正確で安定したドライビングで大会2日目に総合首位に浮上すると最終日までその座をキープ。総合優勝をかけた最終のSS6は、ミスコースを犯したり車両にダメージを与えたりしないことを最優先しながらも、守りに徹するのではなく持ち前の冷静なドライビングにより公式タイム44分12秒を叩き出し区間5位、総合タイム8時間22分42秒を記録し、初参戦ながらアジアクロスカントリーラリーの総合優勝を飾った。

「今日はチャヤポンを徹底的にサポートする」といって最終SSに臨んだ118号車のリファットは、コースが見当たらないような藪道でもコ・ドライバーの的確なナビゲートにより安定した走りをみせ、SS6の公式タイムは48分8秒で区間7位ゴール、総合タイムは8時間39分56秒を記録した。スプリントラリーをメインとするリファットは、今回が自身初のクロスカントリーラリーとなったが、経験値の無い中でも各ステージで上位タイムを記録し、レグ1でのアクシデントを乗り越えて総合5位で締めくった。

MITSUBISHI

総合優勝を果たしたチャヤポン・ヨーターのコメント
「6日間にわたりとても厳しい戦いになりましたが、チャンピオンになることができて本当にうれしいです。エンジン排気量が大きなライバルもいる中で勝ち抜くために、ミスを徹底的に減らし、慎重にひとつひとつのコーナー、そしてステージをクリアすることに集中してきました。今回のラリーで好成績を出せたのは、『トライトン』の素晴らしいハンドリング性能があったからだと思っています。ターマック、グラベル、マッドとあらゆる路面コンディションでもとてもコントロールがしやすく、思い通りのラインで走ることができました」

総合5位 リファット・サンガーのコメント
「今回は初めてのクロスカントリーラリー挑戦でとても楽しかったし、全ステージを無事に終えることができて本当に満足しています。今回の参戦を通して自分のスキル、そしてラリーカーともに、鍛えるべき課題もしっかり見つけることができました。そして、改めて感じたのは『トライトン』は本当にタフで頑丈、心から信頼できるクルマだっていうこと。市販車に近い状態でここまで戦い抜けたことは素晴らしいことだと思っています。」

増岡総監督のコメント
「今回はラリーアートの名の下でモータースポーツシーンに復帰する初めてのイベントで、私たち三菱自動車にとっても非常に大事なラリーでした。上位で完走できれば上出来と思っていましたが、総合優勝することができて大変嬉しく思います。エンジニアとメカニックが『トライトン』を毎日完璧な状態でコースに送り出し、ドライバーとコ・ドライバーがコース上で『トライトン』のパフォーマンスを最大限に引き出してくれました。今回の勝利はチームワークと三菱自動車が長年培ってきたノウハウによる賜物です。チーム三菱ラリーアートは来年の参戦も視野に入れ、しっかりとチーム体制、そしてラリーカーを準備していきたいと思います。今回応援してくださったファンのみなさま、多大なるご支援を頂きました協賛各社様、本当にありがとうございました」


AXCR2022 最終結果
1 C.ヨーター(三菱トライトン) 8:22:42
2 J.ジェンカモルクルチャイ(トヨタ・ハイラックスRevo) +5:47
3 塙郁夫(トヨタ・フォーチュナー) +5:52
4 青木拓磨(トヨタ・フォーチュナー) +15:44
5 R.サンガー(三菱トライトン) +17:14
6 T.ネワンナ(いすゞD-Max) +28:42

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