スバル、インプレッサWRX STIを改良 4ドアを追加発売 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

スバル、インプレッサWRX STIを改良 4ドアを追加発売

 

 富士重工業は1日、インプレッサWRX STIを改良、さらにファン待望の4ドアモデルを追加設定して1日から発売を開始すると発表した。

 今回の改良は、新フロントデザインの採用、インテリアの質感向上、新色「プラズマブルー・シリカ」の採用など、内外装の変更を実施。また、シャシーを中心とする改良により運動性能の向上を図り、意のままに操る愉しさを高めるなど、商品力を強化したという。

 また、新たに追加設定する4ドアモデルは、ロードスポーツとしての性能を追求し、優れた空力性能を持ちあわせた、WRX STIの新しい世界観を表現するモデルとしている。以下は富士重工業から発表された商品概要に関するリリース。

********
【インプレッサ「WRX STI(5ドア、4ドア)」、「WRX STI A-Line(5ドア、4ドア)」の商品概要】
1.エクステリア
「ワイド アンド ロー」をデザインコンセプトに、スバルの新しいAWDスポーツに相応しい、力強さと存在感を表現しました。

・バンパーコーナーの張り出しや、フォグランプまわりを強調した新しいデザインにより、力強く安定感のあるフロントフェイスとしました。
・フロントグリルは精悍な黒基調とし、バンパーとともに開口部を大きくすることで、高性能に見合った機能性を表現しました。またバンパー下部サイドは、押し出し感のあるリップスポイラー形状とし、スポーティさを高めています。
・エッジを効かせたフェンダーにより躍動感を表現するとともに、タイヤの張り出しを強調した力強い
デザインとしています。
・「WRX STI 4ドア」には、空力特性を考慮した専用の大型リヤスポイラーを装備しています。
・新色の「プラズマブルー・シリカ」を設定しました。

2.インテリア
「大人のプレミアムスポーツインテリア」をテーマに、カラーコーディネートを刷新することにより、上質でスポーティな運転席周りを表現しました。
・インストルメントパネル、ドアトリム、ステアリングの加飾部の色をダークキャストメタリックとし、シルバーの加飾部とコントラストをもたせることで、スポーティな運転席まわりを演出しました。
・「大人のプレミアムスポーツインテリア」に見合う、スポーティなイメージと高級感を高い次元で融合させたプレミアムタンインテリアを採用し、メーカー装着オプションに設定しました。
(「WRX STI A-Line(4ドア、5ドア)」、BBS製18インチ鍛造アルミホイールとのセットオプション)

3.シャシー/ボディ
「WRX STIとしての走りを極める」というコンセプトのもと、サスペンションの最適化を図るとともに、車高を5mm下げ、「意のままに操る愉しさ」というドライバーズカーとしての本質に磨きをかけました。

・フロントサスペンションのアルミ鍛造製ロアアームを新たに設計し、アームリヤ側のブッシュをピロボールタイプへ変更しました。これにより、トーとトレッドの剛性を向上させ、ドライバーのステアリング操作により忠実なハンドリング性能を実現しました。
・リヤサスペンションは、サブフレームブッシュの仕様変更を行い、トーとトレッドの剛性を向上させることで、車両の優れた応答性と路面追従性を実現しました。
・「 WRX STI(4ドア、5ドア)」は前後のコイルスプリングおよびスタビライザーの仕様を変更し、また、「WRX STI A-Line(4ドア、5ドア)」はリヤのコイルスプリングの仕様を変更することで、ロール剛性とその前後配分を最適化しました。さらにそれぞれの車種の狙いに合わせて前後ダンパーの減衰力を最適化することで、操縦安定性の向上と確実な路面追従性を実現しました。
・大型アンダーカバーを床下に配置し、空力性能の向上を図りました。

4.その他
・メーカー装着オプションにサンルーフ(電動チルト&スライド式)を設定しました。[「WRX STI A-Line(4ドア、5ドア)」]
・メーカー装着オプションのBBS製18インチ鍛造アルミホイールにブラックハイラスター塗装を施しました。
・SUBARU G-BOOK mX対応のオーディオ一体型HDDナビゲーションシステムをメーカー装着オプションに採用しました。フルセグ地デジチューナーを内蔵しています。[「WRX STI A-Line(4ドア、5ドア)」]
********

 4ドアの設定により、モータースポーツへの転用も注目されるインプレッサWRX STI。価格は最上位のインプレッサWRX STI 4ドアが6MTで3,738,000円となっている。



RALLY PLUS