WRCアクロポリス:シェイクダウンはヒョンデのオィット・タナックがトップ。勝田は4.5秒差の11番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアクロポリス:シェイクダウンはヒョンデのオィット・タナックがトップ。勝田は4.5秒差の11番手

©HYUNDAI

2022年シーズンWRC第10戦アクロポリス・ラリーギリシャは、9月8日(木)にシェイクダウンを終え、ヒョンデのオィット・タナックがトップタイムの2分37秒9をマーク。0.3秒差の2番手にはチームメイトのティエリー・ヌービルが付けた。3番手にはMスポーツ・フォードのクレイグ・ブリーン、4番手にはヒョンデのダニ・ソルドが続く。トヨタ勢トップは、5番手のエサペッカ・ラッピ、6番手に現在ドライバーズランキングトップのカッレ・ロバンペラがつけている

木曜日の午前8時、シェイクダウンはサービスパークが置かれたラミアから北西に10kmほど行った、リガリアのグラベルステージを舞台に行われた。コースはギリシャらしい起伏に富んだ3.62kmの山岳路、一部ウエットが残っていた箇所があったものの、基本的なコンディションはドライとなっている。

7番手タイムはMスポーツ・フォードのピエール‐ルイ・ルーベ、8番手はトヨタのエルフィン・エバンス、Mスポーツ・フォードのガス・グリーンスミスは9番手。昨年、アクロポリスを走ることができなかった勝田貴元は、11番手でシェイクダウンを走り終えた。

今回、久々のアクロポリス参戦となったセバスチャン・ローブは、フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1で、シェイクダンステージを2回走行し、10番手タイム。「悪くないフィーリングだね。レッキの段階では初めて走るステージがいくつかあったけれど、問題はない。他のクルーと違って、昨年このラリーを走っていないし、ラリーがスタートしたら様子を見ながらペースを上げていく」と、コメントを残している。

ラリーは8日木曜日の夜(日本時間9日午前2時8分)、アテネ・オリンピック・スタジアムで行われる1.95kmの「SS1 EKO Olympic Stadium」で幕を開ける。その後、クルーは西へと向かい、本格的な競技スタートとなる金曜日に向けて、ペロポネソス半島の玄関口ルートラキで宿泊する。

WRCアクロポリス シェイクダウン暫定結果
1. O.タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)3/3 2:37.9
2. T.ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)3/3 2:38.2
3. C.ブリーン(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 2:38.8
4. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1) 3/3 2:39.0
5. E.ラッピ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:39.3
6. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:39.6
7. P.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 2:40.0
8. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:40.1
9. G.グリーンスミス(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)3/3 2:40.3
10. S.ローブ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1)2/2 2:41.9
11. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)3/3 2:42.4
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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