WRCアクロポリス:ヌービル「絶対にこの時が来ると思っていた」デイ4コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCアクロポリス:ヌービル「絶対にこの時が来ると思っていた」デイ4コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCアクロポリス・ラリーギリシャ、ラリー終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。前戦ベルギーで母国戦連覇を逃した失意から一転、ラフグラベルラリーで待望の今季初勝利を挙げたティエリー・ヌービル。チームのポディウム独占もあわせての結果に、大きな安堵を見せた。
(カッコ内は順位の前日比)

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■ティエリー・ヌービル/総合優勝(=)
「特別な勝利だし、歴史的なリザルト。ここまで厳しいシーズンになっていたし、特に母国のベルギーが厳しい内容になっていたので、優勝できたことで本当に安堵している。最も重要な側面は、チームが1-2-3を達成したこと。みんなの必死の努力が報われたリザルトだ。この成果を心から誇りに思う。このチームには最初から在籍しているので、みんながどれくらい懸命に頑張ってきたか、特にこの厳しい時期を乗り越えてきたかよく知っている。でも、いつも挽回してきたし、今回はそのことを完璧に表している。金曜日は走行順が4番手だったので、速く走れるはずだと分かっていた。デイ2の目標はもっとハードにプッシュして、ギャップを詰めることだった。首位に上がることができ、最終日に余裕が出るくらいまでアドバンテージを広げられた。この優勝が本当にうれしい。絶対にその時が来ると分かっていた。まだやることは残っているが、正しい方向に向かっていることは明らかだ」

■オィット・タナック/総合2位(=)
パワーステージ順位:1位

Hyundai Motorsport GmbH

「かなり信じられないリザルト。すごく過酷なラリーで、特にテクニカル面では厳しかったので、チームは見事な手腕ですべてのマシンを走らせ続けた。自分たちとしては金曜日にハイブリッドシステムにトラブルが起きてタイムをロスしたことが残念。これで、土曜日はいい走行順が得られなかった。土曜日も問題を抱えて上位ともっと僅差で戦うことができなかった。今日はティエリーがミスする以外に彼に追いつくのはトリッキーだろうと分かっていた。マシンの動きは間違いなくよくなったが、もっとパフォーマンスが出せる要素はまだ残っている。今は、1-2-3リザルトを味わいたいね」

■ダニ・ソルド/総合3位(=)

Hyundai Motorsport GmbH

「自分がポディウムに上がったこと、チームが1-2-3を達成したことを本当にうれしく思う。チームのみんながこの結果にふさわしい仕事をしてきた。今季は厳しい滑り出しになり、辛い時期もあったので、ファクトリーにいるみんなもこの成果で報われる。今日の自分たちの目標は3位争いだったが、エルフィン・エバンスがトラブルに遭ったことでラクになった。もちろん、僅差で追っているライバルにトラブルが発生すれば自分はリラックスできるが、彼のことは気の毒に思う。今回はたくさんのドライバーがトラブルに見舞われたが、最終的に自分たちは3台すべてがここに立っているし、本当に素晴らしいチームのリザルトだ。お祝いしなくちゃね」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合15位(↑)
パワーステージ順位:2位

Toyota Gazoo Racing WRT

「長くタフな週末で、予想以上に難しく、願っていたような展開にはならなかった。少なくとも、今日はパワーステージでいくつかポイントを獲れた。午前中は、走行順が先頭に近かったのでフィーリングはトリッキーなままだったし、マニュファクチャラーズ選手権のポイントを確実に取るためにマシンを持ち帰らなくてはならなかったが、パワーステージではベストを尽くした。ラクではなかったし、ラフな区間も含めすべての場所でプッシュしたが、ポイントを獲ることができたので選手権争いの面では状況はそう悪くない。次のラリーに集中して、もっと強くなって戻ってこなくてはならない」

■エサペッカ・ラッピ/総合22位(↑)
パワーステージ順位:5位

Toyota Gazoo Racing WRT

「今日は、チームのためにポイントを獲るために必ずフィニッシュしなくてはならなかったので、どちらかというと走り切ることを意識していたが、パワーステージでもポイントを獲ることができた。チームにとって本当にチャレンジングな週末だった。自分的には、昨日、ストップしなくてはならなくなるまでは、かなりうまく乗り切れていたと思う。速さもパフォーマンスもそう悪くなかったが、チームとして取り組みを続け、トラブルから学んで前に進んでいかなくてはならない」

■エルフィン・エバンス/SS14前のリエゾンでラリーリタイア
「タフな週末を経て、ポディウムも狙えるいい順位で今日の朝をスタートしたし、戦いを楽しみにしていた。残念ながらリエゾンで、ステージが近づくにつれてエンジンにトラブルを抱えてしまい、簡単には直せずリタイアしなくてはならなかった。この週末は全体的に苦戦して特に、ラリーの序盤はルーズなコンディションでの走行だったので、こんな形で終えるのはもちろん残念だ。取り組まなくてはならない部分があるということ。この週末を通して前進できた部分もあるのはポジティブな点だし、今はニュージーランドでの新しいチャレンジを楽しみにしている」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■ピエール・ルイ・ルーベ/総合4位(↑)
*マニュファクチャラーズ選手権外

M-SPORT

「なんて週末だったんだろう!  まだ金曜日に起きたことを飲み込めずにいるし、しばらくはその繰り返しだと思う。土曜日のパンクは残念だったが、初めてステージウインを獲り、セブ(ローブ)を抑えて首位にさえ立ったことは一生忘れない。子どものころからセブの走りを見てきたので、彼と同じチームで参戦するなんて名誉なことだ。この週末、必死に働いて支えてくれたチームのみんなに、心から感謝したい。来月のスペインを迎えるのが待ち切れない」

■クレイグ・ブリーン/総合5位(↑)
パワーステージ順位:3位

M-SPORT

「金曜日は厳しい滑り出しになったが、土曜日は自信を取り戻し、いいペースも出して、まずまずの順位でフィニッシュできたのでハッピー。パワーステージポイントも獲れたこともよかったし、いい形で終われたよ! このラリーは自分にとってはかなり新しい経験だったので、参戦できてよかった。もう、来年が楽しみだ!」

■ガス・グリーンスミス/総合29位(↑)
パワーステージ順位:4位

M-SPORT

「この週末はすごくタフだった。コンディションは本当に過酷で、大きなチャレンジだった。土曜日の午前はいいタイムも出せてうれしかったし、かなりいいリズムを感じられて、本当に楽しめていた。土曜日にトラブルが発生してこんな形での終わりになったのは残念だが、マシンを修復して日曜日に競技に戻してくれたチームのみんなには心から感謝している。パワーステージでポイントを獲れたことで報われた。もう、ニュージーランドという次のチャレンジを考え始めなくては」

■セバスチャン・ローブ/土曜日にラリーリタイア
「金曜日はとても強く戦えて、このマシンでまた走れてうれしかったし、いい順位でこの日を終われたので明らかにペースは良かった。このラリーは久しぶりだったので、また来られてうれしかったし、まだ自分が速く走れたしね! コンディションがすごくラフな場所もあったが、このチャレンジを楽しめた。途中で走れなくなったのは残念だったが、ピエール‐ルイと戦えたのは良かった。素晴らしい走りだったし、誇りに思うべきだ。今後もどこかの段階で、また別のイベントでこのマシンで走りたいね」



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