フル電動化時代に突入の世界ラリークロス、新シーズンのローンチイベント開催 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

フル電動化時代に突入の世界ラリークロス、新シーズンのローンチイベント開催

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今季からフル電動のマシンで争われる世界ラリークロス選手権は、8月11日のシーズン開幕に先駆けて同日、スウェーデン・ストヨルデルの市街地でローンチイベントを開催。今年のシリーズを戦う新時代のマシンが、ファンの前に登場した。

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イベントは、電子的な雰囲気のDJセットで始まり、今週末にスウェーデンのヘルで迎えるレースデビューを前に、待望の次世代世界RXマシンが初めて一般公開され、歴史を刻んだ。

ツインモーターにより500kW(680馬力相当)、瞬間トルク880Nmを発生する新しい世界RXカーは、これまでのモータースポーツの世界選手権のマシンと比べても最速で最もパワフルなモンスターマシンだ。イベントでは、今シーズンの世界RXを戦うドライバーたちがストヨルデルのナローな市街地をパレードし、この週末から始まる戦いに向けて気合いを見せた。

ディフェンディングチャンピオンのヨハン・クリストファーソンは「ついに世界RXの電動化時代が始まるのは、本当に素晴らしいこと。このマシンは数日前に初めてドライブしたが、ファンはこのパフォーマンスとスピードに驚くことになると思う。新シーズンを迎えるにあたって、これほどまでに気合が入ったことはない。間違いなく、思い出に残るシーズンになるだろう」と興奮を語った。

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今季、世界RX史上初めてフル参戦を果たす女性ドライバーとして注目を集めるCEディーラーチームのクララ・アンダーソンは「この世界選手権での初めてのシーズンが始まることにとてもワクワクしている。なんて素晴らしい場所なんでしょう! ヘルはとても象徴的なラリークロスのコースで、ノルウェーにはラリークロスへの情熱が熱い。今年はもちろん自分は新人だし、壮大なチャレンジが待ち受けていることも承知しているが、最大の機会でもある。両手でしっかりとつかんでいきたい!」と意欲を見せた。

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開幕戦となるヘルには、これまで世界RXを戦ってきたトップドライバーたちがこぞってエントリーしている。クリストファーソンは、クリストファーソン・モータースポーツが運営するフォルクスワーゲン・ディーラーチーム・バウハウスから、フォルクスワーゲンRX1eで5度目のタイトル獲得に挑む。チームメイトには、WRCでも活躍するオーレ・クリスチャン・ベイビーを迎えることが発表されている。

昨シーズンは最終戦までクリストファーソンとタイトルを争い、同ポイントながら逃したティミー・ハンセンは、ハンセン・ワールドRXチームから弟のケビンとともにプジョー208 RX1eでエントリー。2021年はシリーズ3位と大躍進を遂げたニクラス・グロンホルムは、アンダーソンをチームメイトに迎えCEディーラーチームからPWR RX1eで戦う。またALL-INKL.COMみゅにっひ・モータースポーツのレネ・ミュニッヒは、セアト・イビザRX1eで戦う。

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一方、ランチア・デルタEvo-eを投入することを発表していたGCKモータースポーツは、新技術をマシンに組み込むための大規模な開発作業が必要なため開幕に間に合わず、シーズン途中からの参入となる。



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