TER、モントレー開幕に先駆けて世界遺産「富岡製糸場」でPR活動 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

TER、モントレー開幕に先駆けて世界遺産「富岡製糸場」でPR活動

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ツアー・ヨーロッパ・ラリーシリーズ(TER)は、プロモイベントとして開催するAPRC第2戦および全日本ラリー選手権第5戦モントレー(ターマック、群馬県)の開幕に先駆けて6月9日、ラリー本拠地の富岡市にある世界遺産、富岡製糸場でプロモーション動画を撮影した。

富岡製糸場では、APRC部門に参戦するフィンランド出身のヘイキ・コバライネンと、ニュージーランド出身のマイケル・ヤング、コ・ドライバーのエイミー・ハドソンが、絹糸生産の伝統的な手法のひとつで繭から糸を紡ぐ「座繰り」の体験に挑戦。初めて繭から糸を紡ぐ作業に、3人揃って「初めての体験。手が疲れるね」と、大変さを実感した様子だ。

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その後、敷地内にモントレーのAPRC部門、全日本部門に参戦する競技車両8台を持ち込んでパレードラン。世界遺産の前で記念撮影を行い、日本の名イベントとしての独自性をアピールした。

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TERは2023年から、シリーズの規模を世界各国に拡大してワールドシリーズ化することを予定しており、日本ではモントレーがカレンダーの一戦として3年間の開催契約を結んでいる。TERのプロジェクト&マーケティング長を務めるハンス・ピーター・コールは「この富岡製糸場は、非常にエモーショナルな場所。モントレーの拠点となる群馬サファリパークも訪れたが、これも初めての体験だった。このような場所とラリー車両とのコラボレーションは実に独特だ」と感想を述べている。

TERは2023年のワールドシリーズ化に向けて、日本のほかニュージーランド、オーストラリア、インドネシア、タンザニア、メキシコ、フィンランドなどを加えたカレンダー構成を予定しており、順調に進めば10月のFIAワールドモータースポーツカウンシルでの承認を得ることを目指すとしている。



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