WRCポルトガル:ジュニアWRCはパヤリが今季3人目のウイナーに – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:ジュニアWRCはパヤリが今季3人目のウイナーに

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WRCポルトガル、ジュニアWRCは、サミ・パヤリが優勝。フォード・フィエスタ・ラリー3にピレリタイヤのワンメイクシリーズはこのポルトガルが今季3戦目となったが、ここまで各戦ごとに勝者が異なる混戦となっている。

パヤリは序盤、苦戦を強いられSS3でパンク。しかし、そこから立て直して順位を上げ、SS7で首位に立っていたジョン・アームストロングがリヤサスペンションのダメージでデイリタイアを喫すると、ここで首位に浮上。そこからは、ライバルたちにトラブルが続出する中でリードを広げ続け、6分近くのアドバンテージを握って最終日を迎えた。スウェーデン、クロアチアと厳しい内容が続いていたパヤリだったが、このポルトガルは最終的に5分40.2秒の大差をつけての優勝。選手権争いでは、2戦を残した段階でタイトル争いに望みをつなげた。

「本当に難しかった」とパヤリ。
「最終ステージでもプッシュをしていたわけではないのに、小さなバンプに驚くくらい。タフなラリーを走り切ったし、かなりいい感じになった。この勝利を心から満足しなくてはならない」

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2位に入ったのは、前戦クロアチアを制したラウリ・ヨーナ。土曜日のアマランテでパンクに見舞われタイムをロスし、パヤリにプレッシャーを与えるほどまでは詰め寄れなかった。

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ポディウム最後の位置に滑り込んだのは、エストニアのロベルト・ビルベス。ラリーを通して7回のパンクに見舞われ、ヨーナに20分近く遅れてのフィニッシュとなった。

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アームストロングは、土曜日に再スタートし、4位まで挽回してフィニッシュ。ステージウインポイントを8獲得し、選手権首位の座を死守した。ケニアのマクレー・キマチは、金曜日にクラッシュ、土曜日にはメカニカルトラブルに見舞われ、1時間以上遅れたが5位でフィニッシュを果たした。

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一方、モータースポーツ・アイルランド・ラリーアカデミーのウィリアム・クレイトンは、SS18終了時点で5番手につけていたが、ファフェ1回目のステージでバンクにヒットし、リヤサスペンションを破損。悔しいリタイアを喫している。

なお、今回ジュニアWRCに参戦した6台はWRC3部門にもノミネートしており、パヤリはこの部門でも優勝。選手権争いではリードを広げている。

WRCポルトガル ジュニアWRC部門最終結果
1 S.パヤリ(フォード・フィエスタ・ラリー3) 4:13:33.2
2 L.ヨーナ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +4:30.2
3 R.ビルベス(フォード・フィエスタ・ラリー3) +23:37.7
4 J.アームストロング(フォード・フィエスタ・ラリー3) +30:51.5
5 M.キマチ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +1:56:38.9



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