WRCスウェーデン:ヌービル「みんなに笑顔が戻った」デイ1コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスウェーデン:ヌービル「みんなに笑顔が戻った」デイ1コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCラリースウェーデン、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。惨敗ともいえる開幕戦ラリーモンテカルロを経て、流れを変えるためにもこのスウェーデンが重要な一戦となったヒョンデ勢。タナックがハイブリッドのトラブルでデイリタイアに追い込まれた一方で、この日を首位で折り返したヌービルは、チームに活気が戻ってきた様子を語った。

[ヒョンデ・モータースポーツ]
ヒョンデi20 Nラリー1

■ティエリー・ヌービル/総合首位
「チーム全体にとって重要な日だったが、いいかたちでこのラリーを滑り出せた。初日に首位に立ったことでみんなに笑顔が戻った。午前中は順調に滑り出した。SS2で赤旗が出たが、ノーショナルタイムが与えられたので相応の順位を維持できた。日中サービスではセッティングを少し変更したが、わずかな調整のみだ。ドライビングがしやすくなり、速く走ることができた。マシンの動きは完璧。午後はタイヤのマネージメントもうまくいき、重要なタイムを取り戻して首位に立つことができた。まだ先は長いので、ハードにプッシュを続けていく」

■オリバー・ソルベルグ/総合5位

Hyundai Motorsport GmbH

「この初日を終えてハッピー。5番手は願っていたほどの結果ではないが、午前中のペースはよかった。一貫性とクリーンな走りが重要だと思うので、それができたことは励みになる。自分たちには、もう少し経験が必要なだけ。午後はタイヤでミスをしてしまい、懸けに出たがうまくいかなかった。この点は悩ましいが、先はまだ長いのでプッシュを続けなくてはならない。みんな限界で攻めてタイムを出していたので、明日はいかにミスを抑えるかが重要。自分たちが目指すのは、今日と同じ。クリーンに、速く走り、落ち着きを維持する」

■オィット・タナック/SS5でデイリタイア

Hyundai Motorsport GmbH

「本当に残念だ。ハイブリッドが使えなくなってパワーが低下した。あるバンプにヒットして、コースオフした」(SS5終了時点)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタGRヤリス・ラリー1

■カッレ・ロバンペラ/総合2位

Toyota Gazoo Racing WRT

「今日を終えてこの位置につけられて、本当にハッピー。自分の走行順を考えれば、予想していた以上にいい1日だった。特に午前のループはよかった。しっかり戦えたし、マシンもこのコンディションの中でいい動きをしていた。2ループめはもっと難しくなると予想していたが、そのとおりだった。場所によっては本当に大変で、ループの最初のステージから深い轍ができていた。でも、ミスをせずうまく乗り切り、タイヤもうまく使えてタイムを取り戻して一日を終えられた。明日はライバルと同じようなスタート順なので、しっかり競い合っていきたい」

■エルフィン・エバンス/総合3位

Toyota Gazoo Racing WRT

「今日の内容には完全には満足していない。午前はすべてがかみ合っている感じがまったくしなかったし、もっといい走りができると感じていた。午後は難しいコンディションの中でもかなりいい感じになり始めてきたが、思っていた以上にタイヤが減ってしまっていたのかもしれない。最後のステージではその影響が大きく出て、新しいアイスでスリッパリーなところにジャンクションが多く、加速するのが難しかった。スノーでのタイヤマネジメントは、昨年から取り組んでいたことだが、まだ課題が残っていることは明らかだ。それでも、明日に向けていい位置にはつけている」

■エサペッカ・ラッピ/総合4位

Toyota Gazoo Racing WRT

「自分的には、いい形でカムバックできた。完璧な1日ではなかったが、それに近い。ポディウム争いに絡んでいられるのは本当にうれしいし、この先もそこを目指していく。まだ優勝も狙えるかもしれない。ギャップは10秒以下だから、どんな可能性も残っている。午前からステージウインを獲れたのは本当によかったし、それでさらに勢いがついた。今日はまだ、マシンをドライブしやすくなるように取り組んでいるところだし、セッティングでも模索している部分がある。ハイブリッドのパワーは、特に小さな道ではクレイジーなほど感じられる。明日は、今日の午前よりも攻める準備ができているはずだ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1

■アドリアン・フルモー/総合7位

M-SPORT

「トラクションがない。タイヤが減り切っていたのでブレーキングポイントは大変だったが、タイヤをなんとかしようとしていた。ナイトステージは興味深いし、とても楽しかった」

■ガス・グリーンスミス/総合8位
「フラストレーションが溜まる! ブレーキングポイントは同じなのに、こんなにタイムが離れているなんて。明日に向けて何ができるか、考えていく」(SS7終了時点)

■クレイグ・ブリーン/SS2でリタイア



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