サファリラリーケニア、WRCプロモーターとの契約を2026年まで更新 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

サファリラリーケニア、WRCプロモーターとの契約を2026年まで更新

©Toyota Gazoo Racing WRT

WRCプロモーターは、今季WRC開幕戦ラリーモンテカルロがフィニッシュを迎えた1月23日、モナコでサファリラリーケニアとの契約を3年間延長することで合意。ケニアは2026年までWRCを開催することが決まった。

アフリカ大陸を舞台とするサファリラリーケニアは昨年、WRCカレンダーに復帰。この時点での契約は2023年までとなっていた。しかし、ラリーモンテカルロ中にモナコで、3年間の契約延長が決定。WRCプロモーターのマネージングディレクター、ヨナ・シーベル、ケニアのスポーツ・遺産・文化担当のアミナ・モハメド官房長官、ケニアモータースポーツ連盟のフィネアス・キマチ会長が、イベントプロモーションに関する合意書を交わした。

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シーベルは、昨年サファリがWRCに復帰したことで、このラリーが長期にわたって選手権の重要な位置を占めるという両者の思いが強まったと語った。

「これまで我々が契約した中で最長の契約であり、我々の強い意思表示だ」とシーベルは強調した。
「19年ぶりにカレンダーに復帰した昨年は、長期的なパートナーシップを実現するために両者から高いモチベーションを感じることができた。それがいま、実現した。シリーズにとって非常に象徴的なイベントであり、ケニアは様々な野生動物や自然、そしてサファリの伝統を受け継ぐ人々がいる素晴らしい国。近隣諸国のファンの情熱はとても高く、この先もケニアで開催できることをうれしく思う」

モハメドは、この契約更新は、昨年のイベントに対するケニアのファンの大きな反響を反映したものだと語った。

「我々は昨年、何年も何年も失っていた我が国の遺産のひとつであるサファリラリーを母国に届けることができた。この献身的な努力が報われたことは、我々にとって本当に歴史的な瞬間でだった」とモハメド。
「これからも、よりエキサイティングなイベントを開催していきたい。我が国にとって、この契約実現に向けて取り組んできた関係者全員にとって、非常に誇らしい瞬間だ」



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