ヨハン・クリストファーソンの父が率いるKMSが2022年世界RXに3台をエントリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヨハン・クリストファーソンの父が率いるKMSが2022年世界RXに3台をエントリー

©Rallycross Promoter

世界ラリークロス選手権のプロモーター、ラリークロス・プロモーターは、フル電動化となる2022年の世界RXからシリーズ参戦マシンに使用するキットを、クリストファーソン・モータースポーツ(KMS)が3台注文したことを発表した。同選手権のフル電動初年への参戦チーム発表は、KMSが初めて。

2022年からの世界RXに導入される最新鋭のフル電動ラリークロスマシン、RX1eは全車、オーストリアのクライゼル・エレクトリックが開発した電動ラリークロスマシンの電動パワートレーンを使用することになっており、ラリークロス・プロモーターは、すでに14台分のキットを確保してあることを発表していた。

KMSは、昨年の世界RX王者であるヨハン・クリストファーソンの父、トミー・クリストファーソンが率いるスウェーデン拠点のチーム。ラリークロスやツーリングカーレースで数々の成功を収めている強豪チームで、トミー自身もヨーロッパ・ラリークロス選手権で活躍しスウェーデンタイトルを何度も獲得している。2013年、KMSはヨーロッパ・ラリークロス選手権に復帰し、スーパーカークラス(現ユーロRX1)で、ヨハンとオーレ・クリスチャン・ベイビーが3シーズンにわたって優勝やポディウムフィニッシュを重ねた。

このプログラムと並行して、KMSは2014年に創設された世界RXに参戦。当初は、フォルクスワーゲン・ディーラーチーム・KMSの名前でエントリーしていたが、その後、フォルクスワーゲン・チーム・スウェーデン、フォルクスワーゲンRXスウェーデンと名前を変えた。ヨハンは2015年開幕戦のポルトガルで初優勝を飾ると、この年のドライバーズ選手権で3位に入り、翌2016年には選手権2位に入った。

2017年と2018年には、ペター・ソルベルグが率いるPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンのダブルタイトル連覇にあたり、KMSは重要なスタッフとチームインフラを提供。1年間の活動休止を経て、2020年にフォルクスワーゲン・ディーラーチーム・バウハウスとしてシリーズに再参戦し、ヨハンが3度目のドライバーズタイトルを獲得している。

Rallycross Promoter

KSMのチームオーナー、トミー・クリストファーソンは「我々は昨年すでに、自分たちのチームで世界タイトルを獲得しているが、電動ラリークロスマシンでの初めてとなる世界選手権争いに加わることは究極のチャレンジで、非常に刺激を受けている。純粋に、逃すことはできない素晴らしすぎる機会だった」と語る。
「我々にとってラリークロスは、最も活動で重きを置いているカテゴリー。2022年の活動に関しては様々な選択肢があったが、本格的な活動ができないものに興味はなかった。幸い、我々の新しい投資家が電動ラリークロスの将来に心からの信頼を寄せてくれたことで、このエキサイティングな変化に挑んでいく準備が整った」

「我々はプロモーターに絶大な信頼を寄せているし、このマシンのポテンシャルは非常に高く、見応えのあるエンターテイメントを生み出すと信じている。非常に速いマシンだ。ファンのみなさんの度肝を抜くようなマシンを作る絶対の自信を持っている。これから、ともに参戦できるマニュファクチャラーと、それを担う適任のドライバーを見つけることに専念していく」

ラリークロス・プロモーターのエグゼクティブ・ディレクター、アルネ・ディルクスは「クリストファーソン・モータースポーツが、世界RXの新しい電動時代に参戦するということを発表をでき、うれしく思う。3台の参戦にコミットしてくれたことは、我々が行っていることに対する真の意思表示であり、信念の表れでもある」とコメント。
「トミーは、より持続可能な未来に向けた我々の動きを当初から支援してくれてきた。トミーのビジョンと豊富な経験、彼が培ってきた専門知識を誇るこのチームが、シーズンの序盤から強豪として活躍することに疑いはない」



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