オリバー・ソルベルグ、WRCスペインにi20クーペWRCで参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

オリバー・ソルベルグ、WRCスペインにi20クーペWRCで参戦

©WRC PROMOTER

ヒュンダイのジュニアドライバーとして参戦中のオリバー・ソルベルグが、10月14〜17日に開催されるWRC第11戦ラリースペイン(ターマック)にヒュンダイi20クーペWRCで参戦することが決まった。

今季2月に開催されたWRC第2戦アークティック・ラリーフィンランドで見事なワールドラリーカーデビューを飾ったソルベルグは、今季のWRC最終2戦目にこのマシンでの参戦が決まったことに喜びを見せる。現在19歳のソルベルグにとって、WRCのターマックラリーにWRカーで参戦するのはこれが初めてとなるが、WRカーでの舗装走行経験はあり6月にはラリーディアルバのWRカー部門で勝利を飾っている。

「またこのマシンで参戦できるのは最高だよ!」とソルベルグ。
「アルバでi20クーペWRCをドライブした時の経験は、素晴らしいものだった。もちろん、心から楽しみにしている。壮大なチャレンジになるよ」

「このマシンでスペインに参戦することも、本当に特別。あそこのステージはとてもスペクタクルだし、もちろんファンが大勢集まることも知っている。ラリー界最高峰のマシンでカタルーニャに行くのは、本当に特別なチャンスだ」

「そして、みんなも知っているとおりこのマシンの時代が終わりに近づいているので、このマシンで参戦する機会も少なくなるから、またこのマシンで参戦できるのはとても貴重。自分にはたくさん夢があり実現したものもあるが、これも同じ。夢が叶ったことを、アンドレア(アダモ)とヒュンダイ・モータースポーツに心から感謝したい」

ヒュンダイ・モータースポーツWRTのチーム代表、アンドレア・アダモは「オリバーの成長過程の一環として、WRカーでのターマックの走行経験を積ませるのは重要なこと」とコメント。さらに、スペインでのソルベルグの目標については
「ラリーをフィニッシュすることが目標。オリバーとは、走れなかったステージ1本につき1週間、ヒュンダイ・モータースポーツでメカニックとして働くことで話がついているんだ」

アークティックでは総合7位でフィニッシュしたソルベルグは、サファリにもi20クーペWRCで参戦したが、初日のジャンプで着地の際ロールケージにダメージを負い、リタイアとなっている。

Jaanus Ree/Red Bull Content Pool



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