2022年ストーブリーグは決着間近か。ブリーンがMスポーツ、ラッピがトヨタ入り濃厚? – RALLYPLUS.NET ラリープラス

2022年ストーブリーグは決着間近か。ブリーンがMスポーツ、ラッピがトヨタ入り濃厚?

©Hyundai Motorsport GmbH

2022年のマニュファクチャラー勢のラインナップは、8月13〜15日に開催される次戦イープル・ラリーベルギーが開催される頃には明らかになると見られており、クレイグ・ブリーンがMスポーツ、エサペッカ・ラッピがトヨタに入ることが濃厚だという話が出ている。

情報筋によれば、ブリーンがヒュンダイのワークスドライバーとして参戦するのは10月に開催されるラリーフィンランド(グラベル)が最後となる模様。ラッピは2022年にセバスチャン・オジエと1台をシェアした後、2023年にフルタイム参戦する方向だという。ラッピは2017年に自身初、そして現在まで唯一のWRC勝利をトヨタで挙げたが、2019年にシトロエンに移籍。しかし、チームはこの年いっぱいでWRCのワークス活動を終えている。

ラッピは、トヨタのチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラとの交渉を続けてきた。そのラトバラは、トヨタで2シーズンを過ごしたラッピの技量を高く評価しているとみられている。

前出の情報筋は「セバスチャン(オジエ)はモンテカルロに参戦するがフル参戦するつもりはなく、自分がリザルトを狙えると感じる数戦のみの参戦と思われるので、基本的にはグラベルではないということになるだろう。ラッピがトヨタに復帰するのは明らか」と明かした。

Esapekka Lappi

一方、Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンはブリーンを評価している。ブリーンはキャリアの序盤でチームと強いつながりを築いており、育成ドライバーとして相応の経験を積んできたことから、2022年から導入するハイブリッド規定の新マシン、フォード・プーマ・ラリー1でもその経験を活かせる。また、ブリーンが期待する報酬も、現在、資金的に厳しい体制を強いられているMスポーツの範囲内と思われる。

もしブリーンがMスポーツ・フォードに入った場合、テーム・スニネンの去就がどうなるかは不透明。今季は勢いをつかむのに苦戦しているスニネンは、ベルギーではWRC2部門へのエントリーとなっており、フィエスタWRCのドライバーにはガス・グリーンスミスとアドリアン・フルモーをノミネートしている。

ラッピがトヨタでの活動に向けて動き、ブリーンがMスポーツに加入すると見られていることで、ヒュンダイのサードカーはダニ・ソルドとオリバー・ソルベルグがシェアすることになりそうだ。この場合、情報筋によればソルベルグが7戦、ソルドが6戦になるという。ヒュンダイはすでにティエリー・ヌービル、オィット・タナックとのフル参戦の契約更新を発表している。

今後の去就について、ブリーン、ラッピ、いずれからも公式なコメントは得られていない。

2022年WRCラインナップ予想
トヨタ

エルフィン・エバンス
カッレ・ロバンペラ
セバスチャン・オジエ/エサペッカ・ラッピ
勝田貴元(育成ドライバー、ワークスノミネート外の参戦)

ヒュンダイ
ティエリー・ヌービル
オィット・タナック
ダニ・ソルド/オリバー・ソルベルグ

Mスポーツ・フォード
クレイグ・ブリーン
アドリアン・フルモー
ガス・グリーンスミス

(Graham Lister)

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