WRCアークティックがエントリーリストを発行、WRC2部門は過去最多の10台 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアークティックがエントリーリストを発行、WRC2部門は過去最多の10台

©Andreas Mikkelsen

WRC第2戦アークティック・ラリーフィンランド(グラベル&スノー)は、2月26〜28日の開催に向けてエントリーリストを発行した。Wカーは13台、WRC2とWRC3部門には計32台がエントリーしている。特に、WRC2部門はワークスエントリー対象となった2019年以来、最多の10台が集まった。

地元フィンランド勢は21クルーがエントリーしているほか、世界24カ国から合計56台がリストにならんだ。全ドライバーとチームスタッフには、フィンランド政府およびFIAにより設定された厳格な新型コロナウイルス感染防止対策規定を遵守することが求められる。

エントリーリストの筆頭は、2020年のドライバーズチャンピオンで開幕戦ラリーモンテカルロも制したトヨタのセバスチャン・オジエ。今季からヤリ‐マティ・ラトバラが率いるチームは、エルフィン・エバンス、カッレ・ロバンペラに加え、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの勝田貴元と、4台のトヨタ・ヤリスWRCを走らせる。ロバンペラは昨年、アークティックのベースイベントとなったフィンランド国内戦アークティック・ラップランドラリーでWRカーデビューを飾り、優勝を果たしている。

Jarno Saari

2020年のマニュファクチャラーズ王者であるヒュンダイは、フル参戦するティエリー・ヌービルとオィット・タナックに加え、このアークティック戦にはクレイグ・ブリーンを3台目のヒュンダイi20クーペWRCのドライバーに起用する。さらにヒュンダイ2Cコンペティションからは、ピエール・ルイ・ルーベと19歳のオリバー・ソルベルグがWRカーデビューを果たす。

Mスポーツ・フォードは、開幕戦モンテカルロではオープニングステージでクラッシュを喫した地元フィンランドのテーム・スニネンが、アークティックにも登場。フル参戦プログラムを組んでいるガス・グリーンスミスも、マニュファクチャラーズ選手権のポイント対象としてフォード・フィエスタWRCをドライブする。イタリアのロレンツォ・ベルテッリは、2019年5月のチリ以来となるWRCにプライベーターとしてMスポーツ・フォードからエントリー。ベテランのヤンネ・トゥオヒノはヤンプロからフィエスタWRCを駆る。

WRC2部門では、開幕戦モンテカルロを制したアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 EVO)がコ・ドライバーにオーラ・フローネを迎えてエントリー。この部門はMスポーツ・フォードのアドリアン・フルモー(フォード・フィエスタ・ラリー2 MK II)、マルコ・ブラシア(ファビア・ラリー2 EVO)、オーレ・クリスチャン・ベイビー(ヒュンダイi20 R5)、ニコライ・グリアジン(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)、モビスポーツからポロGTI R5で参戦するエサペッカ・ラッピと激戦が予想される。

WRC3部門には、2020年のWRC3チャンピオン、ヤリ・フッツネンが今季初参戦。ヒュンダイ・モータースポーツからヒュンダイi20 R5をドライブする。フィンランド国内戦では現在選手権首位に立っているテーム・アスンマー、昨年は選手権2位に入ったエミル・リンドホルム(いずれもファビア・ラリー2 EVO)もWRC3での活躍が期待されるほか、元世界ラリークロスチャンピオンのマティアス・エクストロームがファビア・ラリー2 EVOでWRC3部門にエントリー。エクストロームは今季、エクストリームEへの参戦を表明している。

主催者であるAKKスポーツのチェアマン兼CEO、リク・ビターは「世界的なパンデミックの影響による制約や、開催決定発表からエントリー終了までの期間が限られていたにも関わらず、多くのチームやドライバーから情熱的な反応をいただいたことに、身の引き締まる思いだ」とコメント。
「先日のルート発行に続き、今回、暫定エントリーリストを発行したことは、フィンランド初のWRCウインターラリー開催にとって重要な節目であり、我々のボランティアチームが誇り持って満足のいく仕事に必死に取り組んでいる理由でもある」

WRCアークティック・ラリーフィンランド エントリーリスト



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