Mスポーツ・フォードのスニネン「自分には充電が必要」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Mスポーツ・フォードのスニネン「自分には充電が必要」

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Mスポーツ・フォードのテーム・スニネンは、次戦のイープル・ラリーベルギー(8月13〜15日、ターマック)までに「充電」する時間を取ると語った。

フィンランドのスニネンは、今月のラリーエストニア(グラベル)を6位でフィニッシュしたが、好走できると期待していたイベントのほとんどでペースをつかむのに苦戦を強いられた。

エストニアではワークスのフォード・フィエスタWRCでの参戦となったが、今季はこのチームのセカンドカーをアドリアン・フルモーとシェアするプログラムとなっており、WRCベルギーではフルモーがWRカーをドライブ。スニネンは、WRC2にフィエスタ・ラリー2 MkIIでの参戦となる。

「自分のバッテリーを充電させて、ベルギーは新しい気持ちでスタートを迎えなくてはならない」とスニネン。
「エストニアはかなり残念な結果だった。2本はいい走りができたと思う。最初の市街地コースと林道の最後のステージでは、マシンがいい動きをしている手応えがあったし自分にも自信があった。いいタイムを出そうとしていたし、そのために対応もしていた。でも、全体的にラリーはかなり難しくチャレンジングだった。今は、マシンに乗る時間が少し不足していると感じている」

Mスポーツ・フォードは、サファリでは2台がトップ5に食い込む健闘を見せており、チーム代表のリチャード・ミルナーは、エストニアの内容は厳しいものだったことを認めた。

「サファリであの結果を出せていたので、エストニアの結果は期待していたリザルトやパフォーマンスではなかったと言っていいと思う」とミルナー。
「スタートの前は、1台がトップ6に入ればハッピーだと思っていたが、今はもっと上を目指せたとみんなが自覚している」

スニネンは初日にパンクとエンジントラブルでタイムロスを喫し、この日はチームメイトのガス・グリーンスミスもデイリタイアを喫している。

「ガスとテームにエンジン系のトラブルが発生して、上位争いができなかったのは悔しかった」とミルナー。
「後退しても、ふたりとも全力を尽くして貴重な走行時間を積み重ねた。これは常に、ドライバーたちに求めていることだ」



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