WRCエストニア:競技3日目、ロバンペラがリードを拡大。WRC最年少優勝に視界良好 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCエストニア:競技3日目、ロバンペラがリードを拡大。WRC最年少優勝に視界良好

©TOYOTA

WRC第7戦エストニアは7月17日(土)のSS18までを終えて、トヨタのカッレ・ロバンペラが前日に引き続きラリーをリード。2番手につけるヒュンダイのクレイグ・ブリーンに50.7秒差、3番手のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)に1分20秒9の差を保って最終日に臨む。

この日はSS10〜SS18の9SS、SS距離132.18km。4SSを2回走行し、最後にサービスに隣接した公園内のステージを走る構成だ。各車とも前日同様にハードコンパウンド5本をチョイスしステージへと向かって行った。天候は晴れで、この日も気温が高くなることが予想されている。

オープニングのSS10は今大会最長のSS。ここは首位ロバンペラが快走を見せてベストタイムを獲得し、総合2番手のブリーンとの差をさらに拡大することに成功した。また、この日は初日にリタイアを余儀なくされたオィット・タナックが地元ファンを沸かせるスピードを見せた。今後に向けたテストと割り切りながらも、SS11からSS16まで6連続ベストタイムをマークしている。ロバンペラもSS11、SS12とタナックに匹敵する走りを見せ、いずれもブリーンのタイムを上まわるペースを発揮。午前中最後のSS13こそブリーンの後塵を拝したものの、ふたりの差は35.7秒にまで拡大した。また、ヌービルとトヨタのセバスチャン・オジエによる3番手争いは、ヌービルが4.5秒のわずかなリードを保って午前中を終えた。スーパーラリーで総合結果の臨めないタナックはSS12から出走タイミングを遅らせ、オジエとヌービルの間でスタート。ヒュンダイはこの作戦について認めていないものの、これによりヌービルに対してよりクリーンな路面をもたらすことができる。

HYUNDAI


午後のセクションに向けては、各車でタイヤ選択が分かれることとなった。トヨタの3台とMスポーツ・フォードのテーム・スニネン、ヒュンダイのピエール‐ルイ・ルーベはソフトコンパウンド6本を選択。一方、ヒュンダイ・ワークスの3台とMスポーツ・フォードのガス・グリーンスミスはソフト4本、ハード2本を選んでサービスを後にした。

午前中の再走となる午後のセクションでは大きく轍が掘れ、荒れた路面がドライバーたちを待ち受ける。首位のロバンペラはSS14、SS15をいずれも二番時計でクリアし、総合2番手ブリーンとの差を着実に拡大し続けている。ロバンペラはSS16でこそ0.4秒ブリーンの先行を許したが、残るSS17、SS18でもブリーンを上まわるタイムで堅実にマージンを積み重ねていった。一方のブリーンはこの日の最終SSで右フロントサスペンションを岩にヒットするシーンもあったが、タイムロスを抑えて走り切っている。ヌービルとオジエによる3番手争いは、午後のセクションでヌービルが力走を見せ、リードを17.9秒差に拡大して最終日に向かう。

M-SPORT


このままロバンペラがリードを維持し勝利を挙げることになれば、本人にとってはWRC初優勝であり、これまでヤリ‐マティ・ラトバラが持っていたWRC最年少優勝記録(22歳、2008年スウェーデン)を大きく塗り替えることとなる。

競技最終日はSS19〜SS24の6SS、SS距離52.10kmが戦いの舞台となる。3SSを2回走行する構成だが、間にサービスを挟まないため、マシン破損への対処やセッティングの大幅な変更は難しい。オープニングのSS19は日本時間18日の13時21分スタート。

WRCエストニア SS18後暫定結果
1. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2:17:46.8
2. C.ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC) +50.7
3. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +1:20.9
4. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) +1:38.8
5. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) +2:02.2
6. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +6:14.3
7. P.ルーベ(ヒュンダイi20クーペWRC) +7:32.5
8. A.ルキヤナク(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +8:15.9
9. A.ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +9:15.1
10. M.オストベルグ(シトロエンC3ラリー2) +9:41.0



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