WRCサルディニア:タイトル防衛を目指すヒュンダイ、昨年1-2のイタリアで挽回狙う – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサルディニア:タイトル防衛を目指すヒュンダイ、昨年1-2のイタリアで挽回狙う

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今週開催されるWRCサルディニア(グラベル)は、マニュファクチャラーズタイトル防衛を目指すヒュンダイにとって、なんとしても挽回を図らなくてはならない一戦。この重要なイベントに、フル参戦ドライバーのティエリー・ヌービル、オィット・タナックに加え、昨年のこのイベントを制したダニ・ソルドを前戦ポルトガルに続いてヒュンダイi20クーペWRCのドライバーに投入する。ヌービルは2018年、2016年と優勝を飾っており、ヒュンダイにとってはここ5年で4勝を挙げている相性のいいイベントだ。

しかし、マニュファクチャラーズ選手権のタイトル連覇を目指すヒュンダイ勢は、前戦ポルトガルではソルドが2位フィニッシュを飾った一方で、ヌービル、タナックが、ペースは披露したもののデイリタイアを喫しパワーステージポイントのみの獲得に留まったことから、マニュファクチャラーズ選手権争いでは首位トヨタとの差が37ポイント差と広がっている。ドライバーズ選手権でも、2番手でポルトガルを迎えたヌービルが3番手に後退したが、それでもヒュンダイ勢最上位であり、過去の戦績が著しいサルディニアは、まさに落とすことのできない一戦となりそうだ。3クルーはそれぞれ5月上旬に1日ずつサルディニアでテストを行っており、6月4日の開幕ステージから全力投球で攻めていく。

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前戦ポルトガルでは、2度デイリタイアするなどフラストレーションの溜まる内容となったヌービル。この週末は、3度目のサルディニア優勝を目指す。
「サルディニアは素晴らしいイベントで、チーム全体としてとても強さを発揮してきたイベントだ」とヌービル。
「今回参戦する3人がいずれもここで勝利経験があるので、また頂点に立ちたいと思っている。今年は以前にも使っていたオルビアに戻るので前回とは少し変わるが、ステージは同じところも多い。間違いなくチャレンジングなイベントになると思うが、素晴らしい天気の中で勢いを取り戻して、チームとして好リザルトを収めたいね」

一方、ポルトガルではステージウインを8本も獲得しながら総合リザルトにはつなげられず、同じく悔しい思いをしたタナック。サルディニアは自身WRC初優勝(2017年、Mスポーツ)を飾った思い出のイベントでもある。
「サルディニアは、間違いなくシーズンで最も過酷なイベントのひとつだ」とタナック。
「ステージはものすごくラフになることがあり岩盤がたくさん露出してくるので、たくさんの試練に直面する。特に、今年はタイヤが新しくなったので、模索しなくてはならないことも多い。しかし、ポルトガルのグラベルでは大いに好ペースを披露したので、この勢いをイタリアでも続けてまた優勝争いをしたい」

サルディニアでは2連覇中、前戦のポルトガルでも新コ・ドライバーを迎えての初戦で2位に食い込んだソルドは、イベント3連覇が懸かっている。
「この2年間、サルディアでは本当にいいリザルトを収めてきた。2年とも優勝を飾ったので、大好きなイベントだ」とソルド。
「あそこはとても走りやすいし、加えて初日は走行順も有利なので、もちろん楽しみにしている。前戦のポルトガルではポディウムに上がれたことが素晴らしかったが、サルディニアでは優勝を目指していく」



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