WRCポルトガル:ヌービル「SS7まではすべて予定どおりだった」デイ1コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:ヌービル「SS7まではすべて予定どおりだった」デイ1コメント集

©Hyundai Motorsport GmbH

ラリーポルトガル、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。ドライバーズ選手権2番手で今季初のグラベルラリーを迎えたヌービル。総合2番手につけたSS7でアクシデントによりデイリタイアを喫し、痛恨の思いを語った。

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■オィット・タナック/総合首位

Hyundai Motorsport GmbH

「トラブルフリーな1日でラリーをリードできているのはポジティブ。ここのグラベルでマシンの威力を最大限に出すことができたが、厳しい1日だった。ステージウインも何本か獲ったが、まだ改良できる部分があると感じた時もあった。タイヤのマネージメントに気を配り、午後のループはいいフィーリングが得られた。SS5でのパンクは、自分たちの選択肢の中では最低限に抑えられたと思うので、1日中、集中し続けていた。また、ファンのみなさんの前でラリーができるようになったのは、素晴らしかったよ」

■ダニ・ソルド/総合3位

Hyundai Motorsport GmbH

「新しいコ・ドライバー、ボルハと、ポルトガルのステージでWRカーに乗ることを楽しんだよ。スペクテイターがいたこともよかった。ラリー競技の重要な一部だからね。午前中のループはまずまずの内容で、走行順を大いに活かしてステージウインも獲った。マシンの動きもよかった。残念ながら午後は厳しい内容になり、SS7ではエンジンストールもあって首位を失った。タイヤ関係のトラブルもありスーパーSSではそれが明らかに出てしまったので、あれ以上プッシュできなかった。今日の順位には満足するべきだと思うし、土曜日はもっと安定したパフォーマンスが目標だ」

■ティエリー・ヌービル/SS7でデイリタイア
「SS7はペースノートの判断が甘すぎて、リタイアしなくてはならなかった。速度を出しすぎて、コーナーが見えた時に修正しようと思ったが、切り株のようなものに引っかけてしまった。今回は、明確に優勝を目指していた。SS7までは、すべて予定どおりに進んでいた。リエゾンで修復を試みたが、悲しいことにサスペンションにダメージを負っていたので、今日はゲームオーバーとなってしまった」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■エルフィン・エバンス/総合2位

Toyota Gazoo Racing WRT

「長く難しい1日だった。新しいグラベルタイヤでに慣れなくてはならなかったし、正しいタイヤを選ぶのも厳しかった。午前中はかなり湿っていたが、ソフトタイヤの本数はかなり限られていた。しょっちゅうタイヤをミックスさせていたので、完全に余裕を感じながら走れるようにするのが難しかった。でも、ライバルたちが見舞われたようなトラブルは避けられたようだし、今日を終えた時点でいい順位に上げていけた。午前中は一貫性を保つのに少し苦戦したが、午後は少しよくなり、今は小さな改良を試してみて、ラリーを終えて優勝できるよう戦っている。明日はチャレンジングな1日になるが、楽しみにしているよ」

■セバスチャン・オジエ/総合5位

Toyota Gazoo Racing WRT

「今日のほとんどは、いつもの先頭走行の時と同じような感じだった。ベストを尽くしたが、どのステージでもタイムをロスしていた。幸い、午後のSS7では少し取り戻すことができた。このステージでベストタイムを出せるとはまったく思っていなかった。1日で最もダーティなステージで、ルーズで乾いたグラベルがたくさん出ていた。1日中、砂利掃きをしていたことで、ほかよりもタイヤをセーブできるチャンスができたし、ライバルのトラブルも助けられた部分も多いし、自分たちもいいタイムを出した。いまは、状況が少し良くなったのは確かだし、少なくともポディウム争いができる位置までには戻ってきた。まだ戦いはオープンだと信じているし、明日は一番長い。自分たちよりも先に走るマシンがいるので、もう少し興味深い展開になるはずだ」

■カッレ・ロバンペラ/総合6位

Toyota Gazoo Racing WRT

「全体として今日はかなり難しかったが、いいタイムも出した。午前はセットアップがあまり合っていないように感じた。このコンディションでの新しいタイヤでの走行経験があまりないので、どのようになるか確信が持てなかった。でも、変更が必要だと分かった時には、1日の間にセッティングを変更することができた。その後、午後はよくなったが、それでもタイヤのトラブルがありかなりタイムをロスした。今では、マシンのセッティングの方向性が分かったと思うので、明日はもっといい走りをしたいね」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■ガス・グリーンスミス/総合7位

M-SPORT

「先週のテストでは必死に作業をして、そこで浮かんだアイデアでマシンが活き活きと動くようになったので、とてもうれしかった。SS2ではタイヤが少しオーバーヒートした感触がありそれに対応したので、明らかに慎重になりすぎた場所もあった。SS3でのパンクも残念だった。それがなければ、ポディウムも目前だったはずだったと思う。でも、集中を続けたので、ドライビングにも、ここまでの内容にも満足している。1日の50%はトップ3タイム圏内に入っていたので、ポジティブな点だ。クリスと組んでから、自分の間違っていて修正が必要な部分を少しずつ指摘してくれている。こうした部分に懸命に取り組んでいるし、すべてが格段によくなり始めているようだ。予想以上に早く変化が進んでいるし、自分もそのことを楽しんでいるよ」

■アドリアン・フルモー/総合8位

M-SPORT

「午後は本当にいいループになって、とにかく楽しかったし、このマシンをドライブするのはアメージングだったから本当に楽しかった。でも、今回は学ぶことが目標なのでそのことに専念したし、いい方向に進んでいる。午後は、また違ったチャレンジで、新しい経験だった。あんなに轍が深かったことに驚いたし、パンクを恐れていた。でも、一日全体を見れば、自分のタイムにもドライビングにも満足。SS7の、巻き込んでいくコーナーでは大きなスピンをしてしまった。ラッキーにもマシンにたいしたダメージはなくパンクだけだったが、すべてOK。土曜日もまたいい1日を過ごして経験を積んでいきたい」



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