WRCクロアチア:シェイクダウンのトップはエバンス。勝田は6番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCクロアチア:シェイクダウンのトップはエバンス。勝田は6番手

©TOYOTA

4月22日(木)、WRC第3戦クロアチアのシェイクダウンテストが行われ、トヨタのエルフィン・エバンスがトップタイムをマークした。2番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービル、3番手にはトヨタのカッレ・ロバンペラが続いている。勝田貴元は6番手。

シェイクダウンは、ラリーのホストタウンとなるザグレブ郊外に設けられた4.60kmの林道ステージ。天候は晴れ、スタート時の気温は12度前後というコンディションだ。シェイクダウンステージの道幅は狭く、アップダウンがあり、さらにインカットで路肩の砂利が掻き出される部分も。上位陣はピレリタイヤの感触を確かめつつ3〜4回のアタックを行っている。

HYUNDAI


エバンス、ヌービル、ロバンペラのトップ3に続くのは、ヒュンダイのオィット・タナック。タナックの1秒差でトヨタのセバスチャン・オジエが5番手につける。6番手の勝田は3回アタックを行い、オジエの1.3秒後方。

今回ワールドラリーカーでWRC初参戦となるMスポーツのアドリアン・フルモーは勝田と0.3秒差の7番手、同じくMスポーツのガス・グリーンスミスは、コ・ドライバーをベテランのクリス・パターソンに変更しており、コンビネーション確認の意味合いも含めてか4回走行を行い、8番手タイム。一方、2回のアタックにとどめたヒュンダイのクレイグ・ブリーンは10番手タイムとなっている。

ラリーは明日23日(金)開幕を迎える。SS1は日本時間23日の15時39分スタート。

WRCクロアチア シェイクダウン暫定結果
1. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 2:45.1
2. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +0.7
3. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 +1.3
4. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +1.5
5. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)2/3 +2.5
6. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)3/3 +3.8
7. A.フルモー(フォード・フィエスタWRC)2/3 +4.1
8. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)4/4 +4.6
9. P-L.ルーベ(ヒュンダイi20クーペWRC)3/3 +4.7
10. C.ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC)2/2 +6.5
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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