ハイブリッド化のWRCに参戦確約のMスポーツ「フォードとの戦略ともタイミングが合致」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ハイブリッド化のWRCに参戦確約のMスポーツ「フォードとの戦略ともタイミングが合致」

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WRCの最高峰カテゴリー、ラリー1がハイブリッド化する2022年から3年間の参戦確約を発表したMスポーツ・フォード。この新たな試練への取り組みは、20年以上も数々の成功を収めてきたMスポーツとフォードの関係をより強固にするものだと、Mスポーツは語る。

Mスポーツ・フォードとして参戦を始めた1997年以来、チームはWRCタイトル獲得は通算7回、61勝、ポディウム262回をマークしており、ステージウインは1500回以上を数え、連続ポイント獲得戦数は258戦と最多。ラリー界で最も成功を収めたパートナーシップのひとつだ。

WRCがハイブリッドシステムを導入することは、ラリーの最高峰レベルでの画期的な開発を示すもの。Mスポーツ・フォードは、ラリーに勝てる持ち前の技術を武器に、トップリザルトを目指し続けるとしている。また、この取り組みはMスポーツのラリーの頂点での活動継続を意味するものであり、英国ドベンバイホールにある本拠地での仕事を確保するとともに、エンジニアリングの専門知識を高めることにもつながるとしている。

より持続可能な未来を創造するためのフォード本社のグローバル戦略に沿って、世界で最も過酷な量産車による選手権は、これからより環境に優しい技術に本格に取り組んでいく。そしてMスポーツ・フォードも、選手権への活動を継続することに向けて、全面的に取り組んでいくとしている。

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Mスポーツのマネージングディレクター、マルコム・ウィルソンは「ラリーにとって、時代に沿って前進することは常に重要なもの。ハイブリッド技術への取り組みは、ラリーの将来と、より持続可能な未来に向けたフォードのグローバルな取り組みとも一致する」とコメント。

「量産車ベースのマシンによる最もタフな選手権であるWRCは、最新の量産車技術をテスト、開発、披露する場として完璧なプラットフォーム。こうした開発は、ラリーの関連性と継続には不可欠なものだ」

「また、これまで数々の成功を収めてきたフォードとのパートナーシップを継続するうえでも不可欠なものであり、WRC参戦はMスポーツの将来を確保するものでもある。この20年間、我々は素晴らしいパフォーマンスを披露し、選手権でも活躍したマシンやドライバーたちを多く開発・育成してきた。フォード・パフォーマンスと緊密に連携して取り組み、2022年もこうした成功を継続し、最新マシンの進歩を、英国と米国の両方で試し続けて続けていく。まだまだ先は長いが、世界がより持続可能な将来へと向かっていく中で、我々もさらにラリーでの勝利を収めていく決意だ」

フォード・パフォーマンスのグローバルディレクター、マーク・ラッシュブロックも「WRCが、内燃機関のパワートレーンからハイブリッド技術へ移行していくことは、フォードにとっても絶好のタイミングと重なった」と語る。
「我々は急速に電動化への未来に向けて進んでおり、世界中に向けて最新の自家用車、業務車両のためのハイブリッドや電動車両技術を開発している。来シーズン、ハイブリッドのラリー1を走らせることで、この技術をWRCというスリリングで豪快な舞台で披露することができる。我々の力量をみなさんにお見せすることができる日が待ち切れない!」

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