全日本ラリー新城:スバルWRX STI、2021年初戦で1-2フィニッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

全日本ラリー新城:スバルWRX STI、2021年初戦で1-2フィニッシュ

©SUBARU/STI

2021年の全日本ラリー選手権第2戦新城ラリーは、ラリーをリードしていた鎌田のリタイアや、悪天候によるキャンセルなど波乱の展開に。荒れたラリーを走り切り、スバルWRX STIの新井敏弘/田中直哉が優勝、2位には新井大輝/小坂典嵩(写真)が入り、スバル勢の1-2フィニッシュとなった。

(以下プレスリリース)


2021年の全日本ラリー選手権第2戦新城ラリーは、最終日の競技を終えて、新井敏弘/田中直哉が優勝、新井大輝/小坂典嵩が2位に入りました。最終日に首位を走っていた鎌田卓麻/松本優一は残念ながらこの日2本目のSSとなるSS6でクラッシュ、リタイアを余儀なくされてしまいました。

■土砂降りでの2日目、午後のセクションは中止に

ラリー最終日はSS5〜SS8の計4SS、SS走行距離43.02kmという構成です。前日の夜から降り始めた雨は次第に強さを増し、選手たちがSSにさしかかる頃には風雨の厳しい状況に。路面に激しく雨がたたきつける難コンディションのなか、首位の鎌田は、この日最初のSSで驚異的なベストタイムをマークし、後続を大きく引き離すことに成功しました。このSSでは、新井敏弘も3番手タイムをマークし、総合2番手に浮上しています。鎌田は大きくリードを築いて高速ステージのSS6に臨みましたが、コース終盤の下り坂でハイドロプレーニングを起こしてしまいクラッシュ、リタイアを喫することとなってしまいました。

このSS6を終えた時点で、主催者は悪天候による路面状況悪化を理由として午後のセクションをキャンセルする公式通知を発行。この時点でラリーは終了となり、SS6終了時点で総合首位に立った新井敏弘が今シーズン初勝利を獲得することとなりました。2位には新井大輝が入り、SUBARU勢は1-2フィニッシュを達成し、2021年シーズンの開幕戦を終えました。

また、SUBARU BRZが参戦するJN3クラスでは、鈴木尚/山岸典将がクラス優勝を果たしています。

■新井敏弘「タイヤとサスペンションのセットアップを分析し、今後に活かしたい」

今季初勝利となった新井敏弘は、「今回のラリーはタイヤとサスペンションの関係に少し苦労しましたが、このあたりをしっかり分析して、今後に活かしたいですね。特に鎌田選手が速く、WRX STIにはまだ伸びしろがあると感じています。2日目は雨がひどく、開催しないという選択肢もあったのではないかと思います。その中でもSUBARUのAWDはとても乗りやすくて、あらためてクルマの良さを実感しました。鎌田選手のクラッシュは残念でしたが、もし私が1番手スタートだったら、あのようなアクシデントになっていたかもしれません。次戦の唐津でも勝てるよう頑張ります。テストに関しては、色々とプランがあるのでじっくり考えます」とラリーを振り返りました。

2位に入った新井大輝は、「エンジンの調子は昨日から悪いままでしたね。昨年の唐津で限界まで攻めたエンジンだったので、オーバーホールする必要があると思います。セットアップもしっかり分析して、何が悪いのかはっきりさせないと。今回の状況を繰り返さないように、しっかり見直したいと思います。また、SS6では鎌田選手がフィニッシュ直前で転倒していて、かなり手前からブレーキングしたのですが、ハイドロプレーニングで止まれず、なんとか土手にぶつけて止めることができました。安全が確保されてこそのモータースポーツですので、鎌田選手のアクシデントの段階で、すぐに中止してもおかしくない状況だったと思います」と語りました。



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