タイトル防衛に臨むヒュンダイ、ヌービルは「ドライバーズタイトルも狙う」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

タイトル防衛に臨むヒュンダイ、ヌービルは「ドライバーズタイトルも狙う」

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WRCマニュファクチャラーズタイトル3連覇を目指す2021年に向けて、ヒュンダイi20クーペWRCの新カラーリングを発表したヒュンダイ。フル参戦するドライバーのひとり、ティエリー・ヌービルは、2020年の開幕戦モンテカルロでは自身初のイベント制覇を果たし、最上の滑り出しを飾っている。ヒュンダイ・モータースポーツでのWRC参戦8シーズンめを迎えるヌービルは、2021年のモンテカルロではコ・ドライバーにマルティン・ウィダグを迎えることになるが、シーズン序盤から気合いを入れて臨む意欲を見せている。
「2021年、自分たちはドライバーズ選手権とマニュファクチャラーズ選手権を争っていく」とヌービル。

「マニュファクチャラーズはチームにとって本当に重要だと思うが、自分自身のためにもドライバーズタイトルのために出来る限りのことをしたい。ここ数年、タイトルには目前にまで迫っているし、このチームでならできると感じているので、あとは自分たち次第。イープルラリー・ベルギーがカレンダーに加わったこともうれしいし、母国の観衆の前で走るのは本当に感慨深いものになるだろう。自分はこのチームでもう8年も過ごしているので、お互いを知り尽くしている。ずっと必死に取り組みを続けて毎年成長しているし、チームもタイトルを2回獲得した。同じチームに長く在籍していい成果を残した有名なドライバーはほかにもたくさんいるので、自分たちも将来、そうしたドライバーになることが目標だ」

ヌービルとともに、ヒュンダイからフル参戦でドライバーを務める2019年ドライバーズ王者のオィット・タナックも「自分たちのアプローチは、常に自分たちとマシンの全開を極めることだが、もちろん、今年はこのマシンを経験して限界も分かったうえで始まるので、昨年よりも楽になる」と積極的な姿勢を見せる。
「今年は昨年よりも活動期間が長く、通常に近い年になることを願っている。そうすれば、競技も作業もよりいつも通りにできるからね。昨年の選手権はイベントの中止や代替が頻繁に起こったので、リズムをつかむのが大変だった。でも、あの厳しい日々の中でチームと一緒にうまく取り組めたことには満足しているし、このおかげで2021年シーズンはより強くなれると信じている。自分たちの目標は、タイトルを獲得すること。そのためには、それぞれのラリーで高ポイントを獲得していかなくてはならない」

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