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WRCイープルは8月中旬開催、スパ・フランコルシャンも使用へ調整

©VZW SUPERSTAGE

2021年のWRC開催を断念した英国に替わってカレンダー入りが決まった、ベルギーのイープルラリー(ターマック)。主催者であるクラブ・スーパーステージの代表を務めるアラン・ペナスは「(2020年)10月にラリーの開催がキャンセルになってからも我々はFIA、WRCプロモーターと連携を続け、自分たちのイベントがいつでもWRCカレンダーの代替イベントになる準備ができていることを強調してきた」と語る。

「我々のスタッフは、たとえ決定が直前になろうとも、WRCイベントを運営できることを証明している。8月中旬にWRCをイープルに迎えられることを歓迎する! 概要としては、2020年のフォーマットを再び使用する。2020年のイベントには140チームもエントリーが集まっていたので、このフォーマットが参加者に支持されていることは明らかだった」

イープルラリーは伝統的に6月下旬に開催されてきたが、2021年はWRCのカレンダーに合わせて、現地の状況との調整のうえで8月の中旬開催となりそうだ。

「もちろん、2021年のWRCカレンダーのほかのイベントの会期も考慮しなくてはならなかった。8月、我々は英国ラウンドの代替戦となる。また、(サービスパークとなる)イープルのマーケットが使用可能か、8月下旬にF1グランプリが開催されるスパ・フランコルシャンサーキットの使用の可能性も検討しなくてはならなかった。このため、8月中旬が理想的な会期となった」とペナスは締めくくった。

「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染流行の影響により、観光・ホスピタリティ業界は大きな打撃を受けている。WRCをイープルで開催することで、このイベントがベルギーのホスピタリティ・観光業界に大いに弾みをつけることになるだろう」とクラブ・スーパーステージのディレクター、ヤン・ヒューグはコメント。
「ベルギーではワクチン接種が始まっており、この夏はみんなが自由を取り戻し、その喜びを再び感じられることを願っている。ラリーの拠点となるイープルのマーケット広場や特設ステージには、独特の雰囲気が流れることだろう」



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