WRCトルコ:初日のSS2までを終えて、ヒュンダイのローブがトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCトルコ:初日のSS2までを終えて、ヒュンダイのローブがトップ

©HYUNDAI

WRC第5戦トルコは9月18日(金)の競技初日を終えて、ヒュンダイのセバスチャン・ローブが首位、2番手にはティエリー・ヌービルがつけ、ヒュンダイの1-2となっている。以降はトヨタ勢が続き、3番手にセバスチャン・オジエ、4番手にエルフィン・エバンス、5番手にカッレ・ロバンペラというオーダー。

競技初日となるこの日は、夕方から行われる2SSのみが実施された。この2SSでの結果が翌日以降の出走順に影響を与えるため、各車とも気の抜けないアタックとなる。オープニングのSS1(13.90km)でベストタイムをマークしたのは、ヒュンダイのヌービル。2番手にはスポット参戦のローブ、3番手に前戦エストニアで勝利したオィット・タナックと、ヒュンダイ勢が上位を占めた。先頭走者でルーズグラベルを警戒していたトヨタのオジエは、ヌービルから5.1秒遅れの5番手タイムを刻んでいる。

続くSS2(11.32km)では、先頭走者のオジエが渾身の一番時計をマーク。SS2番手にはローブがつける。これにエバンス、ロバンペラのトヨタ2台が続き、さらにテーム・スニネン、エサペッカ・ラッピとMスポーツ・フォードの2台が後を追う格好となった。ヌービルとタナックはダストの影響もありSS7番手、8番手とふるわず。これで総合順位のトップ3はローブ、ヌービル、オジエという並びに。出走順を警戒していたオジエにとってはまずまずの好位置と言えるのではないだろうか。

明日の出走順は下記のとおり。
1. P.ルーベ(ヒュンダイ)
2. G.グリーンスミス(Mスポーツ・フォード)
3. E.ラッピ(Mスポーツ・フォード)
4. O.タナック(ヒュンダイ)
5. T.スニネン(Mスポーツ・フォード)
6. K.ロバンペラ(トヨタ)
7. E.エバンス(トヨタ)
8. S.オジエ(トヨタ)
9. T.ヌービル(ヒュンダイ)
10. S.ローブ(ヒュンダイ)

競技2日目は、SS3〜SS8の計6SS。3SSを2度走行する107.38kmが戦いの舞台となる。なかでもオープニングステージのSS3/6はこの日最長の31.79km。ダストや出走順の影響も如実に表れるものと予想される。各車のタイヤ選択も重要なカギとなるはずだ。SS3は日本時間の19日(土)14時50分スタート。

WRCトルコ SS2後暫定結果
1. S.ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC) 18:50.9
2. T.ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.2
3. S.オジエ(トヨタ・ヤリスWRC) +1.3
4. E.エバンス(トヨタ・ヤリスWRC) +2.1
5. K.ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC) +2.7
6. T.スニネン(フォード・フィエスタWRC) +4.2
7. O.タナック(ヒュンダイi20クーペWRC) +4.8
8. E.ラッピ(フォード・フィエスタWRC) +6.6
9. G.グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +16.1
10. P.ルーベ(ヒュンダイi20クーペWRC) +28.5



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