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全日本ラリー丹後:競技中の選手たちがリエゾンで救護活動

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全日本ラリー選手権第5戦NISSINラリー丹後の最終日、昼のサービスを終えて最終セクションのステージに向かう選手たちが、歩行者の救護を行うひと幕があった。

眞貝知志/安藤裕一組(トヨタ・ヴィッツGRMN)が歩道で倒れている歩行者を発見、後続の2台とともに救護活動を行った。直接救護活動にあたったのは眞貝/安藤組のほか、高橋悟志/立久井和子組(スズキ・スイフトスポーツ)、内藤学武/小藤桂一組(スズキ・スイフトスポーツ)の6人。

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眞貝/安藤組はヴィッツGRMNに車載されていた自分たちの飲料水や氷を渡すなどして救急車到着までのあいだ歩行者を介抱し、後ろを走っていた高橋/立久井組は救急車の手配、続く内藤/小藤組は交通整理にあたった。さらに、その後ろを走っていた曽根崇仁/竹原静香組(トヨタ86)は渋滞回避のため止まらずに次のSSスタートまで行き、3台がケガ人救護のために遅れる旨をオフィシャルに報告したという。

特筆すべきは各クルーが打ち合わせもなしに連携してそれぞれの役割を果たした点。現場では大きな混乱なくスムーズに救急車が到着し、救急隊員の作業を見届け、各クルーは競技に復帰していった。



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