ラリーニュージーランドも今季の開催キャンセルを決断 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリーニュージーランドも今季の開催キャンセルを決断

©Naoki Kobayashi

WRCラリーニュージーランド(9月3‐6日、オークランド周辺)の主催者は6月4日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染による対策が現在でも続いていることから、開催をキャンセルすることを発表した。

ラリーはWRCカレンダーへの復帰を3カ月後に控えていたが、ニュージーランドの国境は国外からの入国禁止が続いており、解除の見通しも立たないまま、主催者は最終決断を下さなくてはならないタイミングを迎えてしまった。

「WRCを開催するために必要な、国外からの参加者や物流の入国をニュージーランドの国境が止めていることで、2020年9月の開催は現実的ではないことが明確になった」とラリーニュージーランドのCEO、マイケル・ゴールドシュタインは語った。
「この12カ月、我々のチームはWRCを開催する準備のために、途方もないほどの作業を行ってきた。2020年にWRCを開催できないことは残念だが、こうした問題は、世界中で起きていることでもある」

WRCプロモーターとFIAは、2021年のWRCカレンダーに関してはまだ確定をしていないが、ラリーニュージーランドの主催者は、この国を代表する名門ステージが今後、WRCの予定に組み込まれることを前向きに捉えている。オークランドの観光・イベント経済省(ATEED)のスティーブ・アルミテージュは、オークランドは9月にWRCを開催するチャンスを失ったが、2021年に開催する可能性は残されていると語っている。

「ATEEDは、現在、世界中で取られている渡航制限と、国境がいつ開放されるかの見通しが立っていないなかで、2020年の開催をキャンセルするという決断を支持する」とアルミテージュ。
「この決定は多くのモータースポーツファンを落胆させることになると思うが、このイベントを予定どおりに開催するには解決できない現実的な課題が多すぎるのは明らかだ。もちろん、この名門イベントが2021年に戻ってくる可能性を模索するために、喜んでプロモーターやFIAと取り組むことを受け入れる」

FIAラリーディレクターのイブ・マトンは「7年間、WRCカレンダーから遠ざかっていたニュージーランドが2020年に開催されることを、みんなが楽しみに思っていた。今年、それができなくなったことは、純粋に悲しく思う」とコメント。
「このイベントはWRCとして長い歴史を誇り、ドライバーたちもあの名門ステージを再び走りたい、または初めて挑みたいと思っていたはずだ。モータースポーツ・ニュージーランドと主催者チームは、ここまで本当に見事な働きをしてきてくれた。我々はすでに、このラリーが近い将来に開催されることを視野に入れている」

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