APRC最終戦、いよいよ開幕! – RALLYPLUS.NET ラリープラス

APRC最終戦、いよいよ開幕!

 

2011年APRC最終戦、チャイナラリー龍遊は11月3日、士元のスーパーSSステージでシェイクダウンを実施。その後のイベント前記者会見には、総合タイトルを争うプロトンモータースのクリス・アトキンソン、アリスター・マクレー、さらにペルタミナクスコレーシングのリファット・サンガーが出席した。

総合タイトル争いについて聞かれると、「僕の方が年上だから、タイトルは僕が獲るべき」と答えるマクレーに対し、アトキンソンが「そうだね、アリスターの方がOlderだからね」と返す場面も。

ラリーは11月4日、14時(現地時間)からセレモニアルスタートが始まり、その後スーパーSSを1回走行。本格的な競技スタートは、5日からとなる。
今回のチャイナラリーは全ステージ距離の6割近くが舗装となることでも注目されるが、この週末、ラリーエリアでは雨が予報されており、波乱の展開が予想される。昨年、プロトンモータース勢はパンクに苦戦しており、マクレーは前戦の北海道でもパンクによる2分半のロスで総合優勝を逃していることから「一番の懸念はパンク」と警戒を見せている。

一方、APRCシリーズコーディネーターのマリー・ブラウンは、来季からの参戦を検討してきた新規チーム関係者と先日、中国国内でミーティングを持ち、2012年からの参戦がほぼ確定となる見通しであることを認めた。
「マニュファクチャラー名はまだ明かせないが、今言えるのは、新規メーカー車両が2台体制で参入することがほぼ合意に達したということだけ。過去これまでにも、様々なチームが参戦を検討しながら実現しなかった経験があるので、登録フォームにサインをもらうまで私は100%と言うことはできないが、今回のプランについては数週間のうちに発表できると思う」とブラウン。



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