WRCスペイン:シトロエンのオジエ、WRC7連覇に向けての正念場に挑む – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:シトロエンのオジエ、WRC7連覇に向けての正念場に挑む

©Citroen

今週開催されるWRCカレンダー唯一のミックス路面イベント、ラリースペイン。過去、このイベントで多くの勝利を挙げているシトロエンは、セバスチャン・オジエのWRC7連覇への望みをつなぐべく、必勝態勢の構えを見せる。チームはカタルニアで4日間の大規模テストを敢行。うち3日間をターマックのテストに費やした。

WRCスペイン戦がミックス路面のイベントになって以来、カタルニアでは計11回の勝利を重ねているシトロエン。その中には、ここ2年間の優勝も含まれている。また、オジエ自身も2013年、2014年、2016年と3勝を経験している。
「異なる路面での戦いは楽しい。だからこのラリーも好きだし、絶対にここで大量ポイントを獲得する。それ以外の選択肢はない」と気合いを見せるオジエ。
「タイトルへの望みをつなぐためには、オィットとの差を詰めなくてはならない。走行順の点では初日は自分たちには難しい状況だが、いつも以上に不安になることはない。ターマックでは自分たちの方が速いという自信を持っている。テストでのフィーリングは、ここ最近では一番よかったが、それで十分かどうかはラリーが始まってみなくては分からない」

チームメイトのエサペッカ・ラッピは、グラベル路面の初日を走行順7番手からスタート。オジエのタイトルチャンスを確実にするためにも、援護射撃に貢献したいところ。グラベル路面ではC3 WRCでの走りのペースも上がっており、トップ5の有力候補とも見られている。さらに、カート出身でもあることから、サーキットに近いスペインの舗装ステージでの活躍も期待される。これまでのスペイン参戦経験は3回で、自己ベストは昨年の7位だ。
「ミックス路面で戦うのは、大変なチャレンジだがそのアイディアは好きだ」とラッピ。
「グラベルからターマックにいきなり変わる土曜日の朝は、特にトリッキー。金曜日がドライのままであってくれれば、走行順での有利を最大限に活かす事ができる。特に自分たちは最近グラベルでいいペースを見せているからね。ここのターマックステージも、大好き。スムースでリズムに乗れて、とても速度域の高い場所もある。雨が降らなければ全体的にクリーンだ。過去に走っていたレーシングコースを思い出させるよ。テストでは、ピンポイントで作業を行ってきたので、これまでの舗装戦よりもコンペティティブに戦えるはずだが、ターマックの最初の数本のタイムを見て、自分の立ち位置を判断しなくてはならない」

ワールドラリーカレンダー2020