WRCオーストラリア「ローテーション制の最初の影響を受けることになった」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア「ローテーション制の最初の影響を受けることになった」

©Jaanus Ree/Red Bull Content Pool

FIAが発表した2020年のWRCカレンダーでは、2019年の開催国のうち、フランス、オーストラリア、スペインが外れた。オーストラリアは、ニュージーランドと入れ替えとなった格好だが、2021年には再び開催できる見込みであり、その間にイベントをさらにいいものにするための時間に費やすとしている。

ラリーオーストラリアのチェアマン、アンドリュー・パパドポウロスは、同主催者は2020年のカレンダーから外れたことを残念に思うが、2021年からのカレンダー案には含まれているとアドバイスを受けていると語った。そのため、2020年は、イベントをより大きくいいものにするために活用するという。

「この新しいローテーションポリシーにより、ラリーオーストラリアとその他2国の開催経験豊富なラリーが、WRC開催を希望する国の増加と、シリーズをより多くの国で開催しようというFIAとプロモーターが受けるプレッシャーの影響を受けることになった」とパパドポウロス。
「今年はチリがカレンダーに加わり、他にも開催を希望している国がある。2020年には、日本とケニアがカレンダーに加わる。我々は、ラリーオーストラリアが27年間にわたって、質の高いWRCラウンドのひとつとして開催を続けてきたことを心から誇りに思う。WRCは、モータースポーツのなかで最もエキサイティングなスポーツのひとつであることは疑いようがなく、戦いは非常に接戦となっており、展開やドラマも他に類を見ないほど。我々も2021年には再び世界のステージのひとつとなるよう、準備を進めていく」

「一方で、今年のWRC開催が47日後に迫っている。我々の素晴らしいスタッフチームとオフィシャルは、コフスハーバーで最高のイベントを開催できるよう、必死で取り組んでいく」

西オーストラリア州パースで始まったWRCオーストラリア戦の開催は、今年で27回目。今年は11月14−17日、ニューサウスウェールズ州コフスハーバーを拠点に行われる。



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