チームMRFがS2000にスイッチ! – RALLYPLUS.NET ラリープラス

チームMRFがS2000にスイッチ!

 

APRCに最も長く参戦している常連、チームMRFが、10年以上も使用してきた戦闘機・三菱ランサーエボリューション・グループNからシュコダファビアS2000にスイッチする。

 インドのタイヤメーカー、MRFを母体とし、オーストラリアのワークショップ、レーストルクがマシンプリペアとチーム運営を担うチームMRFは、2003年のアーミン・クレマー、2005年のユッシ・バリマキ、そして2010年の田口勝彦とAPRCチャンピオンを輩出してきたシリーズの強豪。

 2011年はパフォーマンスを向上させてきたプロトンモータースポーツのサトリアネオS2000に対抗すべく、第5戦目のラリー北海道でランサーエボリューションXをR4仕様にコンバートして臨みガウラブ・ギルがトップフィニッシュを果たしたが、イベント後車検で規定違反と判断されて失格裁定を受けていた。チームは遺憾と落胆を表明して最終戦中国を欠場、その後の去就が注目されていた。

 チームMRFは2012年も2台をシリーズに投入するとしており、ドライバーにはインド人として初めてのFIAタイトル獲得を狙うガウラブ・ギルが続投。チームメイトは確定待ちとしている。APRCのシリーズ登録は、開幕戦ラリーワンガレイのエントリー締め切り日となる3月7日。

 APRCでは、2010年にプロトンモータースポーツがサトリアネオで初めてシリーズにS2000マシンを投入。初年から速さを見せた一方でトラブルも頻発するなど安定感に欠け、リタイアが続いていた。しかしサスペンションシステムを大幅変更して臨んだ2011年にはパフォーマンスが向上。チームとしては6戦中4勝を収めたほか、アリスター・マクレーがS2000マシンのドライバーとして初めてタイトルを獲得。マニュファクチャラー、チームズ杯、パシフィックカップ、アジアカップとシリーズのタイトルを総なめにしていた。

 シリーズ強豪のチームMRFがマシンをS2000にスイッチすることで、APRCも本格的にS2000時代に投入することになるのか。今季のバトルに注目が集まる。



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