シトロエン、充実のドライバーラインナップでスウェーデン制覇を狙う – RALLYPLUS.NET ラリープラス

シトロエン、充実のドライバーラインナップでスウェーデン制覇を狙う

©Citroen

今週開催されるWRCスウェーデンは、シーズン唯一、フルスノーコンディションで行われるラリー。カレンダーの中でも独特のイベントだが、北欧外出身でもこのイベントを3度制した王者と、北欧出身の若手というドライバーラインナップを誇るシトロエンは、開幕戦に続く2連勝を狙いたいところだ。

長く北欧出身ドライバーが有利とされてきたラリースウェーデン。シリーズが創設された1973年以降、北欧外ドライバーが勝利を挙げたのは4回しかない。シトロエンのエースドライバー、セバスチャン・オジエは2013年に初めてその偉業を果たし、その後2015年、2016年にも勝利を挙げており、北欧外出身者で3回制しているのはオジエだけ。シリーズ唯一のフルスノーラリーでの戦い方を熟知している。

これまで9回のスウェーデン参戦を誇るオジエは「スウェーデンはいつも心から楽しめるラリー。ここでWRカーをドライブするのは、本当に素晴らしい気分だよ」と語る。
「コンディションがよければ楽しめるが、氷の上を雪の層が覆う道を先頭で走行するのは大きく不利になることも分かっている。リピート走行で道がどのように変化するか、しっかり見極めなくてはならない。テストでは、走行を重ねる度にフィーリングがどんどんと良くなっているので、ベストを尽くしていきたい」

一方、チームメイトのエサペッカ・ラッピは、フィンランド出身。北欧ドライバーらしく若い頃から凍った湖でレースをしていた。スウェーデンの参戦経験はこれまでに2回しかないが、カレンダーの中でも独特なコンディションには慣れており、昨年のスウェーデンではパワーステージを含めステージウインを2本奪取して4位でフィニッシュしている。今回は、走行順が10番手と好条件だ。
「もしコンディションが、テストと同じような状況なら、氷の層がとても薄いので、すぐにグラベルが出てきやすくなる。2回目の走行では、スタッドを労らなくてはならないということだ」と警戒するラッピ。
「いずれにしても、自分たちは走行順に恵まれている。ステージは速度域が高くて、自分好み。テストでもいい感触を得られた。とにかく、今回は運が少しでも自分たちに向いてくれて、これまでの努力が報われることを願うばかりだよ」

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